昨夜のダウ平均は、終盤近くまで-300ドルを超える大幅安で推移したものの、引けが近づくにつれて買い戻され、-58ドル(-1.17%安)の小幅安で引けた。
一方、S&P500は-0.84%安・ナスダックについては-1.92%安の大幅安となっており、ダウ平均の戻りの強さが際立っている。
ただ、これはダウ平均が直近で売られ過ぎているため、大きめの買い戻しが入ったためのが要因と見ており、けっして本来的にダウ平均が強いと言うことではないと見ている。
(S&P500は依然として高い値を示していることから、相対的な下げ余地を残していると感じる)
なお、ダウ平均・ボリンジャーバンドでは、昨夜の終値は-2σと-1σの中間地点にあり、バンドの傾きは上下に強く拡大していることから、目先的には下優位の展開が続きやすいと見ている。
また、足元のRSIは9日、14日ともに30%~40%と売られ過ぎ圏の入口近くに過ぎないため、この面においても下値余地を残していると思われる。
値ごろ面においても、ダウ平均については75日線を下抜き200日線の攻防となっているが、S&P500・ナスダックは25日線の攻防と利益確定売りの余地を残していることから、下押し圧力が高まりやすいと見ており、ダウ平均も程度の差はあれ、連れ安となる可能性が高いと見ている。
これらのことから、今後のダウ平均の見通しについては、引き続き下方向の可能性が高いと見ており、目先は34,000ドルを守り切ることができるかが焦点と予想しているが、新型コロナウィルス・オミクロン株の実体が解明されるまでの、ここ1週間~2週間前後は利益確定売りに傾きやすい状況と見ており、いったん34,000ドルを割り込む局面があるのではないか?と見ている。
したがって、12/6週のダウ平均の予想レンジは下値目処が33,600ドル~33,800ドル、上値目処はボリンジャーバンド-1σ・34,800ドル~35,000ドル付近と予想している。
なお、その後の見通しについては、12/15・FOMC、または12/17・米MSQが転機となり、いったん買い戻し動く可能性があると見ているが、戻りの値幅・日柄ともに限られると見ている。