2021-12-03

今後の日経平均予想(12/3)




1. 本日の相場概況

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28029.57 +276.20
  TOPIX     1957.86 +31.49
  出来高     12.3億株 
  売買代金  2.93兆円  


・RSI (9) 日経平均    20.88
           TOPIX     25.87       
・RSI(14) 日経平均   27.43               
          TOPIX      30.68  

・騰落レシオ         77.29
  
  


2. 先物手口集計・考察

 データの集計方法の詳細 → こちら

ゴールドマンは小口ながら引き続き売り越しとなっており、売り建玉は-2.3万枚となっている。

なお、ソシエテも小口ながら3営業日連続の売り越しとなっている。

一方、買い筆頭のバークレイズは-1,000枚を売り越し、売り筆頭の野村は3,600枚を買い戻しており、今週は大きく下げただけに売り方・買い方ともに週末要因によるポジション調整となっている。


また、バークレイズに次ぐ買い方のJPモルガンは引き続き小口の押し目買いとなっているが、売り方のBNPパリバは-3,600枚の大口売り越しとなっている

一方、国内勢は、売り方のみずほ・大和は売り越し、楽天・SBIともに売り越し、特にSBIは-1,100枚と大きめの売りを出している。



 ABNアムロのオプション手口

コール買い・プット売りが目立っており、オプションについては下値に楽観的も、先物は大きく売り越しており、来週の波乱の種となる可能性がある。

一方、ソシエテは売り買い交錯も、やや下優位の手口か?





3. 日経平均の予想コメント 

昨日の記事にて、「(ダウ平均は)目先的には-2σの下降を待つ形で、行き過ぎた株価は自律反発する」と記したとおり、-2σとの乖離を埋める形で反発した。


なお、上昇幅は617ドル高と筆者想定(300ドル~400ドル程度)を上回る上昇となった。

ただし、昨夜のローソク足は前日の陽線の範囲内であり、ボリンジャーバンドの下方拡散の傾斜は強く、引き続き下値不安は払拭されていないと見ている。


ダウ平均については、引き続き、目先は34,000ドルを守り切ることができるかが焦点と見ており、来週前半までに34,000ドルを死守することができるか、または35,000ドル近辺での推移となった場合には、短期的には下値不安は遠のくと見ている。

なお、本日の日経平均は、昨夜の米国株高が想定を上回った分+200ドル相当に、週末要因からの売り方の買い戻しにより日経平均は大引けにかけて買われ、日経平均終値は276円28,029円と大きめの反発となった

テクニカル面では、東証一部の騰落レシオは70%割れの売られ過ぎ圏に入っており、RSIは日経平均・TOPIXともに(冒頭の「相場概況」に日々記しているとおり)、9日が10%台、14日が30%割れと売られ過ぎ圏に達しており、目先、買い戻しが入りやすい需給が続いている。

したがって、目先的には売られ過ぎからの反発が想定されつつも、足元の状況は自律反発にとどまることが想定され、自律反発にしても、大きな値幅で反発するためには、売り残が増加するような相場の下落(急落)が不可欠と予想している。

なお、岸田政権が早々に実施した入国制限については、は検疫上は(部分的に)有効かもしれないが、経済、特に製造業におけるサプライチェーンの不安定さに拍車をかけるような悪影響が懸念され、日本株(日経平均)が相対的に弱含む要因になり得ると見ている。

目先動向としては、もみ合い、または小幅安のいずれかが優位と予想しているが、今夜のダウ平均が週末要因による利益確定売りをこなしながら買われる展開となれば、いったん相応の戻りが期待できる可能性が生じると見ている。

一方、売られる展開となれば、来週の日経平均は本日の反発分にかかる利益確定売りによるダメ押し局面が近づくと見ている。

今後の下値目処については、引き続き27,300円~23,600円レンジ付近と見ている一方、28,000円前後のもみ合いが続いた場合には27,000円を割り込む急落が起きやすいと予想している。

反転日柄としては、引き続き12/7(火)~12/9(木)を想定しているが、反発の余韻が来週初めまで継続した場合や下方向への大きな値幅が出た場合には、来週末・東京市場MSQまたは再来週前半まで不安定な相場が続く可能性があると見ている。

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