※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
昨日・1/16(月)に公表された前週末時点の先物残高報告を反映した「週間先物手口」は以下のとおりとなった。
大発会にて26,000円を大きく割り込んだ翌週とあって、ゴールドマンが8,265枚の大口買い戻しとなっており、売り越し残高を-6,414枚まで圧縮している。
一方、利益確定売りを展開していたバークレイズは3,850枚の買い手口により、買い残高を3万枚に乗せている。
売り越し筆頭のみずほは年末から先々週にかけて大きく買い戻しを入れていたことで、先週は-621枚売り越しとポジション調整にとどまっている。
なお、みずほの売り越し残はピーク時から半減しており、買い戻し一巡といったところか。
なお、海外勢の手口は総じて薄く、閑散に近いものものがあり、この点からも為替連動や米株追従の動きが強まりやすい。
なお、昨日・1/16(月)の先物・オプション手口は以下のとおりとなっている。
先物データ集計方法 → こちら
日経平均が-297円の大幅安となった昨日、オプション手口ではアムロがPUT25000に1,000枚を超える大口売りを繰り出しているほか、同26000も3,600枚のPUT売り建玉となっており、深い下値は想定していないように見える。
大発会にて26,000円を大きく割り込んだ翌週とあって、ゴールドマンが8,265枚の大口買い戻しとなっており、売り越し残高を-6,414枚まで圧縮している。
一方、利益確定売りを展開していたバークレイズは3,850枚の買い手口により、買い残高を3万枚に乗せている。
売り越し筆頭のみずほは年末から先々週にかけて大きく買い戻しを入れていたことで、先週は-621枚売り越しとポジション調整にとどまっている。
なお、みずほの売り越し残はピーク時から半減しており、買い戻し一巡といったところか。
なお、海外勢の手口は総じて薄く、閑散に近いものものがあり、この点からも為替連動や米株追従の動きが強まりやすい。
なお、昨日・1/16(月)の先物・オプション手口は以下のとおりとなっている。
先物データ集計方法 → こちら
今後の日経平均予想
現状の先物・オプション手口考察からは、さらに下値をさぐる気配は見られない。
ただ、それも直近の米国株が堅調な展開となっているためと思われ、今後の動向次第となろう。
米主要3指数の日足チャートでは、ストキャスティックスが買われ過ぎ圏に位置しており、いったんの反落が近いことを示唆している。
ただ、今週末の米SQまで残り2営業日に迫っていることから、目先的には足元の34,300ドル付近のもみ合いか、または堅調地合が続く可能性が高く、後者であればダウ平均・34,500ドルの心理的節目が週末の目標価格になり得ると見ている。
したがって、日経平均についても週内は足元の価格帯でのもみ合い、または26,300円~26,500円付近への戻りを試す展開が予想されると見ている。
なお、その後については、かねて記しているとおり、米主要3指数は、週足チャートでの下値余地を残しているため、来週以降、週足チャートが売られ過ぎ圏までの下落する可能性が高い。
想定どおり推移した場合、日米株ともに日柄的には2~3週間の下落によって売られ過ぎ圏に到達後に、8~10週間程度の上昇局面が続くと予想している。
今後の日経平均予想
※追記1/20(金)18:22
本日の日経平均は、米主要3指数の大幅下落にもかかわらず148円高・26,553円と強い展開となった。
もっとも、ここのところ米株と日経平均との連動率は低くなっており、130円割れの為替についても足元の水準は織り込みが進んだ可能性がある。
先物残高においても、海外勢の大幅売り越しは影を潜めており、売り越し上位のみずほにおいても25,000円台での買い戻しが進んだ直後とあって、現状の水準では売り直しの期が熟していないところと思われる。
なお、昨日のダウ平均の下落によって、同指数の日足ストキャスティックスは売られ過ぎ圏入りとなった。
折りしも、今夜の米国市場はSQ通過となっており、週末要因が加わって、直近の大幅下落の買い戻しが入りやすい地合になることが想定されることも日経平均が底堅く推移した要因と見ている。
なお、S&P500及びナスダック総合指数のストキャは依然として下落余地を残しており、ダウ平均の日足MACDはゼロラインまで下りていることから、いったん反発となったとしても、直近の下落トレンドを覆す流れにはなりにくいと見ている。
また、日経平均についても、日足ストキャが買われ過ぎ圏に近づいていることから、目先的には戻りを試す動きとなっても、ここからの値幅は限られると見ている。
本日の日経平均は、米主要3指数の大幅下落にもかかわらず148円高・26,553円と強い展開となった。
もっとも、ここのところ米株と日経平均との連動率は低くなっており、130円割れの為替についても足元の水準は織り込みが進んだ可能性がある。
先物残高においても、海外勢の大幅売り越しは影を潜めており、売り越し上位のみずほにおいても25,000円台での買い戻しが進んだ直後とあって、現状の水準では売り直しの期が熟していないところと思われる。
なお、昨日のダウ平均の下落によって、同指数の日足ストキャスティックスは売られ過ぎ圏入りとなった。
折りしも、今夜の米国市場はSQ通過となっており、週末要因が加わって、直近の大幅下落の買い戻しが入りやすい地合になることが想定されることも日経平均が底堅く推移した要因と見ている。
なお、S&P500及びナスダック総合指数のストキャは依然として下落余地を残しており、ダウ平均の日足MACDはゼロラインまで下りていることから、いったん反発となったとしても、直近の下落トレンドを覆す流れにはなりにくいと見ている。
また、日経平均についても、日足ストキャが買われ過ぎ圏に近づいていることから、目先的には戻りを試す動きとなっても、ここからの値幅は限られると見ている。