※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日経平均は、月曜に大幅安となった後に持ち直したものの、週後半に-800円近く反落する波乱の展開となった。
ただ、この展開は、6/18・先週日曜に
>このような短期需給要因により、目先的にも34,000円乗せ(定着)の難しさが意識された場合には(中略)月末・月初に向けて32,000円前半まで下げる可能性がある
さて、先週・6/19~23の週間先物手口(速報版)は以下のとおりとなっている。
売り筆頭の野村が6,872枚を買い戻す一方で、買い方上位のバークレイズは-1,972枚の売り越しとなっている。
また、買い筆頭の三菱UFJモルガンは差し引き13枚買い越しと買い一服となっており、(短期的なものか中期なのかはわからないものの)先週、基調転換が起きている模様。
なお、売り越し2位のみずほは465枚買い越しにとどまっており、先週は買い戻しに入っていない模様。
月曜の日経平均は、金曜の先物ナイトの動向から32,600円台から始まることが予想される。
先物ナイトでは32,400円まで下値があったことから、寄り付き後に下げる展開となった場合には32,400円前半まで下げることが想定される。
ただ、32,400円近辺は、冒頭で紹介した第一下値目途の「32,000円前半」にあたることから、値ごろ感からの買いが入りやすいとともに、先物を売り込んでいた国内勢の買い戻しが入りやすいことから下げ渋りから反発に移行する可能性が高いと見ている。
また、米主要3指数の日足ストキャ(スロー)が売られ過ぎ圏入りしていることから、米国市場は目先的には反発が見込まれることも日経平均が下値固く推移する要因と見ている。
なお、筆者想定どおり月曜は下値固く、週前半に反発となった場合には33,200円~33,400円程度までの反発を予想している。
その後については、再度の下値試しをメインシナリオと見ており、32,200円、31,400円、30,700円、30,000円を短中期の下値目処と予想している。
(これらの下値目途に向かうためには、円安に振れている為替相場に対する日銀の一手が必要と見ており、まだ少し先になるのではないか?)
サブシナリオについては、今回の下押しが一時的な押し目であるとの観測であるが、今週半ば以降に33,400円を明確に上回ってきた場合は、このシナリオをメインシナリオに浮上させることを検討する必要があると見ている。
先物買い方の売りは6月初めから継続していることから、今回の急落によって再度買い建てに回る可能性が考えられるからであり、先物手口を注視していきたい。
先週の日経平均は、月曜に大幅安となった後に持ち直したものの、週後半に-800円近く反落する波乱の展開となった。
ただ、この展開は、6/18・先週日曜に
>このような短期需給要因により、目先的にも34,000円乗せ(定着)の難しさが意識された場合には(中略)月末・月初に向けて32,000円前半まで下げる可能性がある
さて、先週・6/19~23の週間先物手口(速報版)は以下のとおりとなっている。
売り筆頭の野村が6,872枚を買い戻す一方で、買い方上位のバークレイズは-1,972枚の売り越しとなっている。
また、買い筆頭の三菱UFJモルガンは差し引き13枚買い越しと買い一服となっており、(短期的なものか中期なのかはわからないものの)先週、基調転換が起きている模様。
なお、売り越し2位のみずほは465枚買い越しにとどまっており、先週は買い戻しに入っていない模様。
先物ナイトでは32,400円まで下値があったことから、寄り付き後に下げる展開となった場合には32,400円前半まで下げることが想定される。
ただ、32,400円近辺は、冒頭で紹介した第一下値目途の「32,000円前半」にあたることから、値ごろ感からの買いが入りやすいとともに、先物を売り込んでいた国内勢の買い戻しが入りやすいことから下げ渋りから反発に移行する可能性が高いと見ている。
また、米主要3指数の日足ストキャ(スロー)が売られ過ぎ圏入りしていることから、米国市場は目先的には反発が見込まれることも日経平均が下値固く推移する要因と見ている。
なお、筆者想定どおり月曜は下値固く、週前半に反発となった場合には33,200円~33,400円程度までの反発を予想している。
その後については、再度の下値試しをメインシナリオと見ており、32,200円、31,400円、30,700円、30,000円を短中期の下値目処と予想している。
(これらの下値目途に向かうためには、円安に振れている為替相場に対する日銀の一手が必要と見ており、まだ少し先になるのではないか?)
サブシナリオについては、今回の下押しが一時的な押し目であるとの観測であるが、今週半ば以降に33,400円を明確に上回ってきた場合は、このシナリオをメインシナリオに浮上させることを検討する必要があると見ている。
先物買い方の売りは6月初めから継続していることから、今回の急落によって再度買い建てに回る可能性が考えられるからであり、先物手口を注視していきたい。
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※追記6/27(火)17:28
今週日曜にアップした上記本文にて次のとおり記した。
>月曜の日経平均は(中略)寄り付き後に下げる展開となった場合には32,400円前半まで下げることが想定される。
>ただ、32,400円近辺は(中略)反発に移行する可能性が高いと見ている。
昨日・月曜の日経平均は、寄り付き32,647円で始まった後、約350円下押した32,392円で反転し、32,884円高値示現と、筆者予想どおりの展開となった。
なお、本日の日経平均は、前日のザラバ安値を一時下回る水準まで売り込まれた後に反発し、32,538円での大引けとなっている。
引き続き、32,400円処を維持するのなら、短期的に33,200円~33,400円または33,700円を目指す展開が期待される。
一方、32,400円を下回った場合には直近の上昇トレンドが途切れ、調整相場に入った可能性が生じ、31,400円、30,700円、30,000円の下値目処を目指す展開に移行すると予想している。
なお、先物手口については国内勢・海外勢ともに大きな動きはない。
今週日曜にアップした上記本文にて次のとおり記した。
>月曜の日経平均は(中略)寄り付き後に下げる展開となった場合には32,400円前半まで下げることが想定される。
>ただ、32,400円近辺は(中略)反発に移行する可能性が高いと見ている。
昨日・月曜の日経平均は、寄り付き32,647円で始まった後、約350円下押した32,392円で反転し、32,884円高値示現と、筆者予想どおりの展開となった。
なお、本日の日経平均は、前日のザラバ安値を一時下回る水準まで売り込まれた後に反発し、32,538円での大引けとなっている。
引き続き、32,400円処を維持するのなら、短期的に33,200円~33,400円または33,700円を目指す展開が期待される。
一方、32,400円を下回った場合には直近の上昇トレンドが途切れ、調整相場に入った可能性が生じ、31,400円、30,700円、30,000円の下値目処を目指す展開に移行すると予想している。
なお、先物手口については国内勢・海外勢ともに大きな動きはない。
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※追記6/29(木)17:39
今週日曜にアップした上記本文にて>週前半に反発となった場合には33,200円~33,400円程度までの反発を予想 と記した。
また、今週火曜の追記では>引き続き、32,400円処を維持するのなら、短期的に33,200円~33,400円または33,700円を目指す と記した。
今週の日経平均は、月曜・火曜に32,300円台まで下押したものの、終値では32,400円を維持したため、目先的の安値到達感から水曜は655円の大幅高となり、本日前場は買いの勢いが継続し、ザラバ高値33,527円まであった。
引き続き、33,700円台の高値余地を残しているが、
・本日の終値は33,234円と、筆者の第一予想レンジ33,200円~33,400円に達していること
・昼前に先物にまとまった売りが出て約250円の急落となっていること
・本日公表のあった投資主体別売買動向においても海外投資家の売り(実需売り)が観測されていること(ちなみに、先物ベースでは海外投資家は先々週から売りに回っていると見ている)
これらのことから、(目先的には米国株が反発の時間帯に入っていることから日経平均は高値もみ合いが続く可能性があるものの)徐々に警戒が必要な局面に移っていくと見ている。
今週日曜にアップした上記本文にて
>週前半に反発となった場合には33,200円~33,400円程度までの反発を予想 と記した。
また、今週火曜の追記では
>引き続き、32,400円処を維持するのなら、短期的に33,200円~33,400円または33,700円を目指す と記した。
今週の日経平均は、月曜・火曜に32,300円台まで下押したものの、終値では32,400円を維持したため、目先的の安値到達感から水曜は655円の大幅高となり、本日前場は買いの勢いが継続し、ザラバ高値33,527円まであった。
引き続き、33,700円台の高値余地を残しているが、
・本日の終値は33,234円と、筆者の第一予想レンジ33,200円~33,400円に達していること
・昼前に先物にまとまった売りが出て約250円の急落となっていること
・本日公表のあった投資主体別売買動向においても海外投資家の売り(実需売り)が観測されていること(ちなみに、先物ベースでは海外投資家は先々週から売りに回っていると見ている)
これらのことから、(目先的には米国株が反発の時間帯に入っていることから日経平均は高値もみ合いが続く可能性があるものの)徐々に警戒が必要な局面に移っていくと見ている。