2023-08-30

週内の日経平均予想(8/30)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




本日の日経平均は、昨夜の米主要3指数の大幅上昇を手がかり材料に一時300円超の上昇・ザラバ高値32,557円まで買い進まれたものの、次第に上値が重くなり、終値は106円高・32,333円にとどまった。

この点は、週初の筆者予想にて「25日線・32,300円付近(現在は32,260円)で上値を抑えられる」と記したとおりの展開となっている。

本日の先物手口は下表のとおりとなっている。


注目のゴールドマンは差し引き+260枚買い越し、建玉は-2,071枚とポジション調整の手口となった。

一方で買い越し上位のバークレイズは+4,129枚の大口買い越しとなっている点は注目である。


JPモルガンは-3,042枚の大口売り越しとなっているが、利益確定売りであり、今後の相場展開を読む材料にはなりにくい。


なお、ゴールドマンが買い建玉2万枚を一気に売って来たにもかかわらず、ここで売り乗せに出てこないのは雇用統計を注視しているか、売り買いどちらに傾けていくか判断中であるかのいずれかと見られ、買い建玉の解消が売り攻勢に出てくる前兆であるとの考えは排したほうが良い。

今夜の米国市場は、週末・金曜の米雇用統計の発表を前にいったん利益確定売りが入ると見ており、日経平均も連れ安になると予想している。

引き続き、週末に向けていったん32,000円付近まで反落すると予想しているものの、直近の米国市場の強さを見ると、小反落の可能性も出ており、米株次第では今週の反落は25日線・32,260円付近にとどまる可能性も生じている。

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