※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日・12/14のの日経平均はダウ平均の512ドル高を好感して上昇で始まったものの利益確定売りに押され、-240円安・32,686円と反落して引けた。
もっとも、この展開は12/12(火)に記した筆者予想どおりの展開である。
なお、12/12に追記した予想は下記のとおり。
>先週の日経平均がレンジ上限示現後に一気に売られ、切り返す動きとなったが、上述のとおり下限をブレークしていることから、32,600円~33,400円レンジはいったん終了し、一段下方のレンジとなる下限・32,000円~32,200円、上限33,000円~33,200円に移行した可能性がある
値ごろ的にも、昨日・本日ともに筆者予想の上限33,000円~33,200円で強く上値を抑えられており、現在は上値の重さを確認する作業に入っいると見ている。
したがって、今後の短期的な日経平均予想としては、32,000円~32,200円(筆者予想の下限レンジ)に向けて弱含むと見ている。
なお、先物手口の日々公表については、既報のとおり11/6より売り・買いの内訳公表から総数公表に変更されたため、日々の手口を知ることができなくなった。
ただ、毎週第1営業日に公表されている取引参加者別残高報告については従来どおり公表されているため、週ベースでの残高については知ることができる。
下表が先週・12/4~12/8の週間手口及び12/8現在の建玉残高となる。
これらのことから、売り・買いの強弱感の対立は崩れておらず、押せば売り・売られれば買いの健全な相場展開が続くものと見ている。
中期的な日経平均予想としては、足元の日経平均は今年1月から6月にかけての7,000円幅の上昇に対する調整に入っていると見ており、この調整は来春まで続くと予想している。
時に、ダウ平均が史上最高値更新となっているが、同指数は昨年9月から11月にかけての5,000ドル幅の上昇後、今年の10月にかけて約9ヶ月の調整明けを経て最高値更新となっており、調整期間は11ヶ月となっている。
したがって、日経平均についても同様の調整日柄となる9ヶ月~12ヶ月の調整が予想され、今年6月の高値から数えれば来年3月~6月付近を調整明けのメインシナリオと予想している。
なお、調整明けの下値目途は200日線を中心とする31,000円~31,500円と見ている。
※追記12/17(日)17:45
先週の日経平均・週足は陽線ながら、先々週の大陰線の中で保ち合っており気迷い線と言える。
筆者予想としては、引き続き日経平均の軟調を予想しているものの、ダウ平均・ボリンジャーバンドが+2σのバンドウォークが継続していることから、今週のダウがさらに強く推移する可能性を残していることから、ダウが強展開となった場合には日経平均の連れ高も考えられる。
その場合、日経平均が筆者予想の上値目処・33,200円を捉えてくると、33,600円~33,800円高値の展開もあり得ると見ている。
ただし、これらの展開となった場合でも11/20高値・33,853円を上抜いて高値追いを続ける展開は考えづらい。
来週の注目点としては、まずは月曜に公表される先物残高(週間手口)を注視している。