2024-01-14

今後の日経平均予想(1/14)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




 
先週の日経平均は2,000円を超える大陽線となった。

この買いは週末SQの思惑が働いたことは間違いないことと思われるが、週後半からはバリュー株に代わってグロース株が上昇しているなど物色に変化が現れており、単なるSQ要因にとどまらず、日本株に大きな資金が流入したことの証左と見ている。

ただ、米主要3指数は日本株の急騰に対して上値が重いまま日足・ストキャスティックスが買われ過ぎ圏に近づきつつあり、週足・ストキャスティックスやRSI(14)が明らかな下降トレンドに移行している。


そのような中、日経平均については買いの好循環が継続しており、米主要とは対象的にRSI(9)、(14)ともに上向きとなっているものの、直近の急騰によってテクニカル的にはいつ反落してもおかしくない状況にある。



(日足・週足ストキャスティックスについても買われ過ぎ圏入りとなっている)

ただ、市場のセンチメントはかなり上向きであることから、目先的には堅調な展開が予想されるも、週半ば以降は反落への警戒が必要と予想している。

今週の日経平均の予想レンジは高値・36,000円、安値・34,800円と見ている。

なお、マイナーSQでの売り買い仕掛けは珍しく、今回の急騰は、今後始まるであろう暴騰の序の口に過ぎない可能性がある。

歴史的な高値・安値のほとんどはメジャーSQが絡んでいることから、この先、いったんの調整(スピード調整となるか、日柄調整となるかは不明)を挟んだ後には、今回の急騰を遙かに超える上昇がMSQを目指して起きると予想している。

日経平均の中期的なピークについては、もっとも早ければ今年9月の可能性があるものの、次に控える急騰は上昇期間も相応に長く、値ごろ的にも史上最高値・38,957円を大きく超えることが予想されることから、日柄的には来年3月~6月または9月がターゲットの大きなスケールとなる可能性があると見ている。

なお、上昇始点となるボトムについては、現状、米主要3指数の週足・ストキャスティックスが二番天井をつける形で買われ過ぎ圏に達しつつあるため、週足・ストキャが売られ過ぎ圏入りするには4ヶ月~8ヶ月程度が必要と見込まれることから、今年9月頃になると予想している。
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