2024-01-28

今週の日経平均予想(1/28)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




週末・金曜の日経平均は-485円・35,687円の大幅下落となり、心理的な節目価格となる36,000円を割り込んで引けた。

ただ、日足ストキャスティックスは金曜の大幅安によって一気に売られ過ぎ圏入口に到達しており、目先的には自立反発を誘う動きになると見ている。

日経平均・TOPIXのRSIについても短期動向を示唆するRSI(9)が40%台まで低下しており、押し目買いが入りやすい需給となっている。


(騰落レシオが120%台、RSI(14)が70%台と短中期での過熱感が高まりつつあることから、いったんはこれらを冷ます展開が予想される)

なお、ダウ平均については高値圏でのもみ合いとなっており、週央付近では週末の雇用統計に向けたポジション調整売りが入る可能性がある。

一方で、先週のナスダックについてはやや弱含みで週を終えていることから雇用統計に向けたポジション調整としては買いが入りやすく、米主要3指数の動きはまちまちの展開が予想される。

したがって今週の日経平均の動きとしては、週初は先週の大幅下落に対する自立反発の買いが入るものの、その後は5日線・36,256円付近でもみ合う展開を予想している。

なお、5日線は先週の急落によって右肩下がりに変化しており、目先的には36,000円を割り込んで推移すると見ているが、米主要3指数はまちまちの展開を想定しており36,000円を大きく割り込む展開にはなりづらいと見ている。

これらのことから、来週の日経平均の上下レンジについては35,800円~36,300円を想定しており、週前半は押し目買い、週後半は36,000円~36,100円程度に収れんしていくと見ている。
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