2024-05-26

今週及び今後の日経平均予想(5/26)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





5/19(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、先週の日経平均予想レンジについて以下のとおり記した。

(筆者がアップしている予想は、ここ2ヶ月くらいにわたり毎週着実に相場の動向を予測し得ていたので、そろそろ外れる可能性があると思っていたが、先週も上値目処・下値目処ともに、筆者の予想に吸い込まれるように日経平均が動いた

>日経平均については年初からの上昇に対する利益確定売りによって頭を抑えられている現状から、(当面の)高値は39,200円~39,400円程度が現実的

 → 5/20・ザラバ39,437円◎


>週間予想レンジの上値目処は38,900円~39,100円

 → 5/23・終値39,103円◎


>下値目処が38,300円~38,500円

 → 5/21・ザラバ39,346円、5/24・ザラバ38,367円◎


自画自賛で恐縮ですが、これを8週間くらい(読み返していないので正確にはわかりませんが、たぶんそのくらい?)連続して的中されているのは正に「神がかり」的と思える。

ただ、過去の実績どおりに未来も当て続けることができるかどうかが不明であるのが相場の常であるので、あまり過信しないでいただきたい。

さて、今週及び今後の予想の前に先週貼付した米主要3指数のRSIの状況は下記のとおりとなっている。

(先週同様、~5/23は実績数値、5/27~は指数がほぼ変わらずであった場合の想定値となる。したがって、下落すれば想定値よりも実際が低くなり、上昇すれば想定値よりも高くなる)


ダウ平均のRSI(9)は5/17に91.4%の買われ過ぎ圏でピークを打ち、その後、指数は5日間で1,000ドル超の下落となった。

そのため、RSI(9)も週末は39.5%まで低下している。今週は指数がもみ合いであっても4営業日後には一桁台の売られ過ぎ圏入りすることになり、実際には2日続落すれば3日後には一桁台に低下する。

ただ、S&P500・ナスダック総合指数ともに5/20に90%台・買われ過ぎ圏に上昇したものの週末段階のRSI(9)は69.6%・78.6%と下値固く推移していることから、相場の地力は強いと見ている。

しかしながら、ナスダックのRSI(14)については先週末に80%台に乗せ、今週も80%台(指数が上昇すれば90%台での推移が予測されることから、梯子外し的な大幅反落に警戒すべきだろう。

これらのことから、今週の米主要3指数の動きについては、ダウが自立反発に入るとともに、S&P500・ナスダック総合指数ともに底堅く推移すると見ており、まずは週末の米雇用統計通過に警戒すべきと予想している。

日経平均についても、直近下落のショートカバーが入りやすい位置にあることから押せば買われ、買われる局面では利益確定売りが入る展開を予想している。

したがって、今週の日経平均予想レンジは下値目処が38,400円~38,600円、上値目処は先週同様38,900円~39,100円と予想している。

なお、当面の高値は39,300円~39,500円程度と見ていることから、ザラバではこれらの価格帯に到達することはあり得ると見ている。

来週以降の展開については、冒頭の米主要3指数・RSIに見るとおり、9,14ともに買われ過ぎ圏入りすることが想定される。

RSI(9)(14)は日足ストキャ・週足ストキャの動きに近く、同ストキャは日足・週足ともに天井圏を迎えつつあることから、今週、米雇用統計前にぐんと買われるか、米雇用統計後に買われる楽観的な動きの後には、週足ベースの下落局面が待っているとの予想に変わりはなく、足元の株高の転換点は今月末付近ないし6月上旬(6/7・雇用統計)が反落開始点になる可能性があると警戒している。
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