※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日公表のあった先週末・6/7時点の「取引参加者別建玉残高」を元に集計した先週・6月第1週(6/3~7)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
※ここより追記 6/11 17:43
買い方についてはモルガンMUFGが-3,313枚の利益確定売りを繰り出しているが、規模はポジション調整程度。 バークレイズは1,228枚買い乗せとなっているが、買い建玉は1万枚とこちらもポジション調整程度。
売り方上位の手口については、ゴールドマンが6,497枚買いと比較的大きな買い戻しとなっている。また、売り方筆頭のみずほは2,020枚買いとポジション調整程度ながら買い戻しとなっている。
やはり、少し前から記しているように、足元の状況は、買い方・ポジション調整、売り方・買い戻し優勢の流れが続いており、相場は保ち合いまたは買い方優勢の状態にあり、大きくは下がりにくい(下げても買われる)展開になりやすいと見られる。
その他・海外勢については、まちまちの手口となっているが、メリルリンチの利益確定売り、BNPパリバの買い戻しと、方向性としては、上述の手口と同様になっている。
その他・国内勢ついては大和が売り越しとなっているが、建玉は小さく、SBIの買い戻しも短期売買と思われることから、相場の方向性を示唆するものではないと思われる。
今週日曜・6/9にアップした「今週及び今後の日経平均予想レンジ」にて、今週の日経平均予想レンジをとおり予想した。
>高値目処が39,100円~39,300円>安値目処が37,800円~38,000円
本日・6/11(火)の日経平均は、ザラバ高値・39,336円、終値39,134円と、筆者上値目処・39,100円~39,300円圏内に入ってきている。
ここからの日経平均は、週末の日銀政策金融会合を警戒した売りにより上値は抑えられると見ている。
今回の会合では利上げはないと思われるものの、円安への牽制発言はあると見ていることから、日銀会合通過後も利上げ懸念が継続し、日経平均は引き続き上値が重い動きになると予想している。
ただ、円安牽制のニュアンスが従来の見解から一段踏み込まれなかった場合には、円安の再燃とともに日経平均はさらに上伸することが考えられ、その場合は40,000円をうかがう展開になると見ている。← サブシナリオ
なお、その場合にあっても、先物手口考察に記したように、売り方上位の投資主体は売建玉の上乗せよりも買い戻しに動いていることや、決算発表を通過したばかりであることから買い手がかりに欠けることから、40,000円を超えて上伸するイメージは持っていない。
したがって、本日つけた39,336円は筆者予想の上値目処上限・39,300円に当たることからも、この価格またはオーバーシュートがあっても39,500円が当面の上値目処になると予想している。
今週日曜・6/9にアップした「今週及び今後の日経平均予想レンジ」にて、今週の日経平均予想レンジをとおり予想した。
>高値目処が39,100円~39,300円
>安値目処が37,800円~38,000円
本日・6/11(火)の日経平均は、ザラバ高値・39,336円、終値39,134円と、筆者上値目処・39,100円~39,300円圏内に入ってきている。
ここからの日経平均は、週末の日銀政策金融会合を警戒した売りにより上値は抑えられると見ている。
今回の会合では利上げはないと思われるものの、円安への牽制発言はあると見ていることから、日銀会合通過後も利上げ懸念が継続し、日経平均は引き続き上値が重い動きになると予想している。
ただ、円安牽制のニュアンスが従来の見解から一段踏み込まれなかった場合には、円安の再燃とともに日経平均はさらに上伸することが考えられ、その場合は40,000円をうかがう展開になると見ている。← サブシナリオ
なお、その場合にあっても、先物手口考察に記したように、売り方上位の投資主体は売建玉の上乗せよりも買い戻しに動いていることや、決算発表を通過したばかりであることから買い手がかりに欠けることから、40,000円を超えて上伸するイメージは持っていない。
したがって、本日つけた39,336円は筆者予想の上値目処上限・39,300円に当たることからも、この価格またはオーバーシュートがあっても39,500円が当面の上値目処になると予想している。