2024-06-09

今週及び今後の日経平均予想(6/9)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        






先週日曜・5/2にアップした「今週及び今後の日経平均予想レンジ」にて、今週の日経平均予想レンジをとおり予想した。

>上値目処 38,900円~39,100円 ← 6/4・39,032円にて達成
>下値目処 38,200円~38,400円 ← 6/5・38,343にて達

そろそろ筆者の予想も実際の相場の間にズレが生じて外れる頃と思っていたが、先週についても筆者予想どおりの結果となった。

先週末・米国時間・大引けの日経平均CMEは38,643円で返ってきている。この価格は、先週の筆者予想レンジ・上下目処のほぼ中間に位置しており、居心地の良い値付けとなっている。

今週は週央に日米の金融政策決定会合が控えていることから保ち合いレンジを上下いずれかの方向に放れてくる可能性がある。

基本的な視点としては、米主要3指数の日足・ストキャが買われ過ぎ圏入りしていることから下方に放れやすいと見ている。

ただ、米国市場については、ダウ平均はそれなりの押し目をつけているが、S&P500やナスダック総合指数は押し目も緩やかで高値更新の強い相場となっており、押し目待ちには市場参加者のセンチメントが変わる象徴的な出来事が必要と思われる。

そのため、少なくとも米FOMCはきっかけにはなりにくいと見ており、むしろ来週末の米MSQ通過後の需給変化がそのきっかけになるか見てみたいと思っている。

したがって、仮に米FOMC通過後に米主要3指数が押したとしても、その後は再度買われる展開となり、S&P500・ナスダックは高値更新に向かうと見ている。

なお、本邦の金融政策決定会合については、政府の圧力からドル高円安回避の道筋を鮮明にしてくると思われる。

いずれにしても、投資主体別売買動向に見るとおり信託銀行(年金)が引き続き売り姿勢を鮮明にしている中では買いも限定的にならざるを得ないと見ている。

これらのことから今週の日経平均予想レンジについては、高値目処が39,100円~39,300円、安値目処が37,800円~38,000円と予想している。

なお、日経平均の底値からの回復は来年1月~3月をメインシナリオと見ている。

(そのように考えている根拠については、おって時間のあるときに記そうと思っている。)

したがって、少なくとも個人にあっては今ここであわててポジションを積むことなく、のんびり構えておくのが良いのではないか?と思っている。

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