※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
2024/ 9/24 17:08 初出2024/ 9/25 17:26 手口考察・今後の予想2024/ 9/26 19:08 追記
本日公表のあった先週末・9/20時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した9月第3週(9/17~20)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
(2024/ 9/25 17:26追記)
先週、一気に大幅売り越しに傾いたみずほの手口に注目していたが、9月第2週は4,166枚買い戻し・売り建玉は-39,055枚と先週の売り残との整合性も取れており、売り転換が明確となった。
なお、売り越し上位のBNPパリバ・ゴールドマンは売り乗せとなっている。
一方、買い越し上位のモルガンはポジション調整買いながらも、JPモルガン・バークレイズは4,000枚台の利益確定売りと買い方の歩調は取れていない模様。
買い筆頭に踊り出たメリルリンチは4,322枚の買い乗せとなっているほか、その他・海外勢は総じて買い越しとなっている。
一方、国内勢はまとまった量の売りを繰り出しており、行き先慎重姿勢を崩していない。
※本日・9/25の引き際も日経平均が200円幅の急落となっており、国内勢のまとまった売りと符号している。
今後の日経平均についてであるが、9月に入ってからの日経平均は、売られた後の立ち直り色(バウンスバック)が極めて強い。売り方の買い戻しや為替変動の影響があるにせよ、それだけでは説明できない強さを感じる。
筆者の従来からの相場観では、足元は3ヶ月程度にかけての36,000円~38,000円のレンジ相場を経た後、来春を目処にレンジ上抜けを狙うと見ていた。
このレンジ相場は8/5安値・31,156円~9/2高値・39,080円の約8,000円の上昇に対する調整と見ていたのであるが、直近のスピード感を伴う相場付きを見るにつけ、既に調整は、9/9安値・35,247円安値を以て終えたと見ることもできるのではないか?
この見方が正しければ、9/9安値・35,247円からの反発を以て42,000円~43,000円に向けた上昇が始まっているといった見方になる。
このシナリオは39,000円を超えて上伸することができれば・・・の話であるが、早期利喰い売りリスク回避の観点からも、この可能性を意識したシナリオを用意しておくべきかもしれない。
なお、短期的な日経平均の動向としては、直近75日線・38,300円のレジスタンスラインに頭を抑えられたことや日足ストキャが買われ過ぎ圏入れしていること、配当権利落ちなどから上値の重い展開が想定され、37,000円~37,500円への下押しを想定している。
一方、サブシナリオながら、下押しを否定し早々に直近75日線・38,300円(配当権利落ち後)を超えるならば、まずは39,000円への上伸が始まった可能性がある。
↓ ↓
※追記9/26(木)19:08
本日・9/26の日経平均は1,055円高・38,925円の大幅反発となった。
日経平均は、昨日、上記本文に記した予想に沿った展開となっており、タイムリーに筆者の相場観をお伝えできて良かった。
>この見方が正しければ、9/9安値・35,247円からの反発を以て42,000円~43,000円に向けた上昇が始まっている・・・
>早期利喰い売りリスク回避の観点からも、この可能性を意識したシナリオを用意しておくべきかもしれない
>下押しを否定し早々に直近75日線・38,300円(配当権利落ち後)を超えるならば、まずは39,000円への上伸が始まった可能性がある
本日の暴騰は「下押しの強い否定」であり、「配当権利落ち後・38,300円」についてもクリアする可能性が高い。
おそらく、売り方の踏み上げを原動力とした42,000円~43,000円に向けた上昇が始まっていると感じている。
※追記9/26(木)19:08
本日・9/26の日経平均は1,055円高・38,925円の大幅反発となった。
日経平均は、昨日、上記本文に記した予想に沿った展開となっており、タイムリーに筆者の相場観をお伝えできて良かった。
>この見方が正しければ、9/9安値・35,247円からの反発を以て42,000円~43,000円に向けた上昇が始まっている・・・
>早期利喰い売りリスク回避の観点からも、この可能性を意識したシナリオを用意しておくべきかもしれない
>下押しを否定し早々に直近75日線・38,300円(配当権利落ち後)を超えるならば、まずは39,000円への上伸が始まった可能性がある
本日の暴騰は「下押しの強い否定」であり、「配当権利落ち後・38,300円」についてもクリアする可能性が高い。
おそらく、売り方の踏み上げを原動力とした42,000円~43,000円に向けた上昇が始まっていると感じている。