2024-10-20

今後の日経平均予想(10/20)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





先週の日経平均は東京市場休場明けの10/15(火)に40,257円の高値をつけた後、終値は39,910円・304円高で引けたものの、その後は3営業日連続の陰線となり38,981円で週を終える1,000円超の下落週となった。

なお、10/15(火)の夕刻にアップした「10月第2週の週間先物手口 集計結果と今後の予想(10/15)」にて、
>メインシナリオとしては「もうしばらく調整(もみ合い)が続く」と記していたように・・・

>調整不足感を補う意味で、この後は直近上昇幅に対する調整(39,200円~39,600円か?)に入っていく可能性がある
と記した展開どおりに推移した週と言える。

また、安値目処として挙げた39,200円処が意識されていた点も筆者予想どおりであった。

翌10/16(水)の日経平均は-730円安・39,180円の急落となり予想下値目処39,200円付近で引けており、筆者予想どおりの展開となった。

(週末・金曜の米国時間の日経先物は39,190円で返ってきている点も予想どおりである)

今週の日経平均については、引き続きもみ合いを予想しているものの、基本的には戻り基調で推移すると見ている。
週末の衆議院選挙投開票を前に、持ち高調整の買いが入りやすいことや、日経平均・TOPIXともに日足ストキャが売られ過ぎ圏入りしているテクニカル面も買いを誘発しやすいと見ている。
ただし、米国市場では大統領選が2週間後に迫っている中、10月雇用統計後の上昇分の巻き戻しが起こる時間帯が近づいていることから、売りが殺到し大陰線を引く展開となってもおかしくない。
しかしながら、仮に想定どおりの大幅な下落となっても、好調な需給に支えられた押し目買いによって下押しは長くは続かず、(大統領選までの間に高値を抜くかどうかはわからないが)居心地の良い価格帯でのもみ合い局面に移ると見ている。
今週の日経平均予想レンジは39,000円~39,600円と予想しているが、前述の米国株安が訪れた場合には38,700円程度まで弱含む可能性があると見ている。
なお、衆議院選挙投開票明けの10/28(月)は再度日経平均40,000円乗せにチャレンジする可能性があるが、果たして10/15高値・40,257円を超えて上伸できるか?
40,257円は自民党総裁選の第1回開票で高市候補が優位に立った際につけた際の価格であり、その後の決選投票で石破候補が総裁に就任することに決まったことで市場は失望売り一色となり、日経先物が-2,500円の大幅下落となり、1ヶ月余をかけて戻したに過ぎない
日経平均が40,000円の節目や40,257円を超えて上伸するためには、日経平均EPSの上昇が不可欠であり、そのためには今月末から来月中旬にかけての3月決算期企業の決算発表を待つ必要があると見ているからである。
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