※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日の日経平均は昨夜の米国株が売られた流れを受けて一時は前日比-440円安38,812円安値をつけたものの、引け際に買い戻しが入り、かろうじて節目の39,000円台を回復するにとどまった。
日経平均終値は4日ぶりの反落、-196円安・39,081円。
もっとも、日経平均下落の要因となった米国株安については、筆者は週初にアップした「10月第4週の週間先物手口・・・(10/28)」の翌日・10/29の追記にて記した「短期的には、(米国株は)来週に米大統領選を控えていることから週央からは様子見から手控えが起こりやすい」が現出したものと見ている。
したがって「保ち合いまたは続伸で米大統領選を迎え」るといったシナリオは後退した可能性が高い。
なお、昨夜のダウ平均については25日線で頭を抑えられての下落であるだけに次の節目は13週線・41,600ドル(昨夜の終値に対し約550ドル安)までの下落余地を残している。
仮に、今夜のダウ平均が大幅安となった場合には明日の日経平均は来週月曜の休場が重なることから狼狽売りが入り、ダウの下落幅や為替に応じて38,000円~38,500円程度まで下落する可能性がある。
ただし、ダウ平均が13週線付近を試す下落となれば、週明けは買いが入る可能性があり、火曜から始まる休場明けの日経平均はギャップアップスタートとなる可能性があることを念頭に置きたい。
なお、明晩・金曜は米雇用統計の発表となっている。
コンセンサスは前月の25.4万人増に対し、10.8万人増と低下の見通しとなっているものの、むしろ上振れる可能性が高いと筆者は見ており、明晩のダウ平均は反発に向かうのではないか?と見ている。
この予想どおりに進展するのであれば、ダウ平均は13週線を試すことなく反発に向かうことも想定され、米大統領選前の重要な押し目となる可能性があると見ている。
※追記 20:10
ちなみに13週線・41,600ドル手前の節目は42,000ドル。心理的節目であるとともに9月下旬~10月初旬に下げ渋った位置となり、日経平均では38,500円~38,700円か? 値幅は為替次第。