※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日曜・9/29にアップした「10月の日経平均予想(9/29)」に次のとおり記した。
>下げても37,000円近辺、さらに売られるなら目先的には36,500円~36,800円程度までの下押し
>ただ、売り一巡後、38,000円~38,300円への戻りは早く、10月中下旬には39,000円を狙う位置まで戻っていてもおかしくない
先週の日経平均は火曜の732円安・38,651円、水曜の-843円安・37,808円、木曜の743円高・38,552円と3営業日連続で目まぐるしい展開となったものの「38,000円~38,300円への戻りは早く、10月中下旬には39,000円を狙う」筆者予想どおりの展開となった。
また、10/2(水)17:28の追記では次のとおり記した。
>さらに詳細な予想を記せば、目先的には25日線・37,566円(10/2現在)タッチでの底堅さを確かめたい。
結果的には水曜の25日線に95円足りないながら、37,651円安値が転換となっており(筆者としてはもう一段の下押しを想定したが)、基本的には想定どおりの展開と言える。
なお、金曜の米国時間に公表のあった米雇用統計を境にドル高円安が急速に進行したひとも手伝って日経平均は872円高・39,508円で返ってきている。
このため月曜の日経平均は、売り方のロスカットにより一時的にも1,000円高・39,600円~39,800円を示現する急騰が予想され、週内については40,000円を打診する展開も想定される。
ただ、日経平均40,000円超えについては日経平均EPSの上昇が不可欠と見ており、今月下旬に始まる24.04-06の決算発表の動向を見てからが基本シナリオと考えている。(選挙の投開票を前に、与党の景気刺激策による見切り発車はあり得る)
なお、テクニカル的にも米主要3指数の日足チャートは25日線タッチ手前で折り返しており、日足ストキャについても売られ過ぎ圏到達前の切り返しとなっている。
これらのことから、今週前半は米雇用統計・米景気の好調さを織り込む形で反発基調を維持するが、日米ともに週足ストキャが買われ過ぎ圏入りしていることから、日足を冷ます形での下押しが入る可能性が高いと見ている。
(このあたりは直近の日経平均に見るボラタイルな値動きを踏襲するものと予想している)
したがって、当面の日経平均レンジは、上値目処が40,000円~40,200円、下値目処は38,200円~38,400円と予想している。
また、ダウ平均のレンジについては上値目処が42,800ドル~43,000ドル、下値目処が41,200ドル(13WMA)~41,600(25DMA)と見ている。
なお、引き続き日経平均は42,000円~43,000円に向かう上昇波動に入っているとの見方に変更はない。