2024-11-11

11月第1週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想(11/11)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




本日公表のあった先週末・11/8時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した11月第1週(11/5~8)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
なお、11月第1週の週足は約1,500円の陽線となった週である。

売り方上位のみずほが-4,734枚の売り乗せとなっている一方、同じく売り方上位のゴールドマン(次表)は9,658枚の買い戻しとなっており、売り方の歩調が合っていない。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
11月5日日経225-601-1,051-2,096-2,1111,348-2,394
TOPIX-1,3499292,221-78555-2,340
11月8日-1,950-122125-2,8961,403-4,734
建玉残高
TOTAL-94113,53741,16215,963-35,124-35,343
日経225-2,741-1,313-9,935-2,405-9,249-15,202
TOPIX1,80014,85051,09718,368-25,875-20,141
日経225先物>
2024年12月限月-1,156-4,504-10,0295,094-9,793-8,018
2025年03月限月-4,6740-1,019-6180-3,737
11/8
日経225mini>
2024年12月限月30,71631,9146,629-68,2015,440-34,466
2025年03月限月17204,500-60700
TOPIX先物>
2024年12月限月2,90113,88051,09717,968-25,875-20,141
2025年03月限月-1,101970040000

なお、買い筆頭のメリルリンチは9,271枚を買い越しており、週足陽線が示すとおり、買い優勢の需給となっている。
売り方上位
買い
筆頭
週間手口ゴールドマン証券クレディ・スイス証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
11月5日日経2254,78952-2,9671,615-1,073-549
TOPIX4,8693-3,5607,656-545-1,158
11月8日9,65855-6,5279,271-1,618-1,707
建玉残高
TOTAL-21,3736013,12755,9727,11210,146
日経2256,300524,23312,1922,1006,305
TOPIX-27,67388,89443,7805,0123,841
日経225先物>
2024年12月限月6,062529,53010,4992,1106,041
2025年03月限月-64400000
11/8
日経225mini>
2024年12月限月8,8160-48,61116,930-1002,635
2025年03月限月00-4,358020
TOPIX先物>
2024年12月限月-27,77388,87743,4305,0122,241
2025年03月限月10001735001,600


週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
11月5日日経225872109331142-298
TOPIX-1,860745290623
11月8日-988854360142325
建玉残高
TOTAL16,249-6,034-3,99492-11,541
日経22528,244-1,6055,04392-1,705
TOPIX-11,995-4,429-9,0370-9,836
日経225先物>
2024年12月限月29,111-2,4265,305104-884
2025年03月限月-2,87100-190
11/8
日経225mini>
2024年12月限月20,0418,210-2,6230-8,292
2025年03月限月0007082
TOPIX先物>
2024年12月限月-11,245-4,429-9,0370-9,836
2025年03月限月-7500000

本日・11/11(月)の日経平均は、先週末の米国時間の日経先物が大幅安で返ってきたため安く始まるのではないかと身構えたが杞憂に終わった。

ただ、昨日の記事にて「超目先は(中略)、値幅を伴った下落であるだけに反発も予想され・・・」と記したように、日経平均は反発に向かった。

(時間外の日経平均・大幅反落の震源地であった欧州市場の時間外が反発に向かったことで日経平均も下げ渋りとなった)

なお、当面の日経平均予想レンジについて次のとおり記した。

>下値目処が38,800円(ここを割れれば38,300円)と見ており、上値目処は39,600円~39,800円と予想

日経平均は、金曜時間外安値が押し目となって反発局面に移っており、目先的には日経平均は昨夜記したレンジ上限・39,800円を試す動きになると予想している。

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