※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
今週の日経平均について11/10(日)及び昨日・11/11(月)に次のとおり記した。
11/10(日)>上値目処は39,600円~39,800円
11/11(月)>目先的には(中略)レンジ上限・39,800円を試す動きになる
本日の日経平均・ザラバ高値は39,866円と筆者予想どおりレンジ高値・39,800円を達成した。
ただ、ここからの展開については警戒を要すると見ている。
米主要3指数が過熱圏にあるからである。
それぞれの日足ストキャは既に天井圏照りしていることに加え、筆者が過熱圏の目安としている「直近5営業日の騰落率5%」を捉えてきていることにある。
また、RSI(9)は足元は60%台であるが、目先の「予測値(もみ合い想定)」は明後日には90%台に乗せると見られる。
このように米主要3指数は、複数の指標が過熱圏入りを示唆しており、警戒水準に入っていることから、利益確定売りに押される時間帯が近づいていると見ている。
日経平均については、残すところ3営業日で3月決算企業の2Q決算発表がほぼ終了することから、これらの結果次第では米主要3指数を利喰いした資金が流入することもあり、即座に米株安→日経平均安とは言いがたいものの、決算次第といった予測不能な流動的な面もある。
なお、先々週後半、日経平均が40,000円を超えて米国から返ってきたものの、東京市場・寄り付きでは売りに押されギャップダウンで始まったことや、本日・11/12の昼休みに-500円急落するなど40,000円超を嫌う勢力の売りが見て取れる。
これらのことから、引き続き、足元で想定していない好材料が相場の空気を一変させることがない限り、39,800円の壁は厚く、仮に抜けたとしても40,000円超の定着は時期尚早と見ている。
なお、当面の日経平均・下値目処は38,800円(ここを割れれば38,300円)と見ていることに変わりはないが、週内は決算期待から下げづらいと見ている。
今週の日経平均について11/10(日)及び昨日・11/11(月)に次のとおり記した。
11/10(日)
>上値目処は39,600円~39,800円
11/11(月)
>目先的には(中略)レンジ上限・39,800円を試す動きになる
本日の日経平均・ザラバ高値は39,866円と筆者予想どおりレンジ高値・39,800円を達成した。
ただ、ここからの展開については警戒を要すると見ている。
米主要3指数が過熱圏にあるからである。
それぞれの日足ストキャは既に天井圏照りしていることに加え、筆者が過熱圏の目安としている「直近5営業日の騰落率5%」を捉えてきていることにある。
また、RSI(9)は足元は60%台であるが、目先の「予測値(もみ合い想定)」は明後日には90%台に乗せると見られる。
このように米主要3指数は、複数の指標が過熱圏入りを示唆しており、警戒水準に入っていることから、利益確定売りに押される時間帯が近づいていると見ている。
日経平均については、残すところ3営業日で3月決算企業の2Q決算発表がほぼ終了することから、これらの結果次第では米主要3指数を利喰いした資金が流入することもあり、即座に米株安→日経平均安とは言いがたいものの、決算次第といった予測不能な流動的な面もある。
なお、先々週後半、日経平均が40,000円を超えて米国から返ってきたものの、東京市場・寄り付きでは売りに押されギャップダウンで始まったことや、本日・11/12の昼休みに-500円急落するなど40,000円超を嫌う勢力の売りが見て取れる。
これらのことから、引き続き、足元で想定していない好材料が相場の空気を一変させることがない限り、39,800円の壁は厚く、仮に抜けたとしても40,000円超の定着は時期尚早と見ている。
なお、当面の日経平均・下値目処は38,800円(ここを割れれば38,300円)と見ていることに変わりはないが、週内は決算期待から下げづらいと見ている。
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※追記11/14(木)16:58
本日・11/14の日経平均は朝高で寄りついたものの、ズルズルと売りものに押され-185円安・38,535円での大引けとなり、筆者が第一下値目処と見ていた38,800円を下回った。
ただ、本日が決算発表のメガバンクや直近の好決算企業が買いを集め、3日続落の指数ほどには弱さを感じない1日だった。
また、昨夜の欧州市場では、日本株安の発震源となった独DAX指数が一昨日の75日線タッチでの下ヒゲ十字足の示現後、陽線で引けており、日足ストキャの形状からも底打ち形状のサインを出していた。
それだけに、本日の日経平均はやや期待外れの面があったが、大引け後に発表されたメガバンクの決算発表が上方修正・増配・自社株買いと暗いムードを一掃する好決算であった。
明日の日経平均については、欧州→米国へのバトンがうまく渡されるかにかかっているが(昨夜のDaxが5日線で頭を抑えられていたことから戻り売り→二番底懸念を警戒)、東京市場は、本日先行して上げたメガバンクがさらに買いを集める展開となれば、週末要因と相まって、下方修正が目立った市場の重苦しい空気のゲームチェンジャーになる可能性があると見ている。
日経平均の今後については、引き続き38,800円で底堅さを見せて浮上する展開をメインシナリオと見ており、仮にさらに一段・二段安となっても、38,300円(オーバーシュートで38,000円)までスッと下げるならば、日足ストキャの売られ過ぎから反発に転じ、39,000円台に居所を変える反発が生じると予想している。
※追記11/14(木)16:58
本日・11/14の日経平均は朝高で寄りついたものの、ズルズルと売りものに押され-185円安・38,535円での大引けとなり、筆者が第一下値目処と見ていた38,800円を下回った。
ただ、本日が決算発表のメガバンクや直近の好決算企業が買いを集め、3日続落の指数ほどには弱さを感じない1日だった。
また、昨夜の欧州市場では、日本株安の発震源となった独DAX指数が一昨日の75日線タッチでの下ヒゲ十字足の示現後、陽線で引けており、日足ストキャの形状からも底打ち形状のサインを出していた。
それだけに、本日の日経平均はやや期待外れの面があったが、大引け後に発表されたメガバンクの決算発表が上方修正・増配・自社株買いと暗いムードを一掃する好決算であった。
明日の日経平均については、欧州→米国へのバトンがうまく渡されるかにかかっているが(昨夜のDaxが5日線で頭を抑えられていたことから戻り売り→二番底懸念を警戒)、東京市場は、本日先行して上げたメガバンクがさらに買いを集める展開となれば、週末要因と相まって、下方修正が目立った市場の重苦しい空気のゲームチェンジャーになる可能性があると見ている。
日経平均の今後については、引き続き38,800円で底堅さを見せて浮上する展開をメインシナリオと見ており、仮にさらに一段・二段安となっても、38,300円(オーバーシュートで38,000円)までスッと下げるならば、日足ストキャの売られ過ぎから反発に転じ、39,000円台に居所を変える反発が生じると予想している。