※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週日曜・12/8にアップした予想記事にて今週の日経平均予想レンジを次のとおり記した。
>39,000円~39,600円を基本としつつも、SQの仕掛け次第では38,600円~39,900円に拡大する
先週の日経平均の安値は月曜の38,972円、高値はSQの仕掛けにより木曜には40,091円まで急伸する筆者予想どおりの展開となった。
なお、SQ当日・金曜は売られたものの、先物・オプションは木曜の高値である程度決裁されたものと見ている。
さて、今週の日経平均については、6日続落のダウ平均や比較的平静を保ったS&P500、ナスダック総合指数の動きに連れる展開を予想している。
なお、ダウについては25日線でいったんもみ合った後に再下落すると見ていたが、25日線を一気に割る動きとなっており、日足ストキャやRSI(9)は売られ過ぎ圏での底ばいとなっている。
そろそろ値ぼれした買いが入りそうであるが、日足MACDがゼロラインを割り込んでいることから続落警戒となる。
一方、S&P500については緩やかな下降、ナスダックは高値圏のもみ合いにとどまっており、ダウとは対象的に25日線の上に出ており、おそらくダウを利喰った資金がS&P500・ナスダック総合指数に向かっていると見ている。
ただし、今週については週央にFOMCを控えていることからS&P500・ナスダックについてもポジション調整売りが入ると見ており、両指数についても25日線付近までの押し目が入ると予想している。
また、週末にはMSQを控えていることからFOMC通過でドテン買いにはなり得ず、仮に筆者予想どおり3指数が弱含みとなれば、その流れは週末まで続く可能性があると見ている。
したがって、日経平均についても浮上は難しく弱含むものと見,ており、足元のリズムから見ても、レンジ(39,000円~40,000円)の高値達成からの安値向いとなりやすく、行って来いの39,000円を目指す可能性が高いと見ている。
これらのことから、今週の日経平均予想レンジは高値目処・39,800円~40,000円、安値目処・38,800円~39,000円と予想している。
なお、米主要3指数がMSQを前に大きく売られた場合には12/3に空けた窓埋め・38,500円を予想している。
ただし、翌週には日米ともに反動高を演じると予想しており、日経平均については新春株高へとつながる可能性があると見ている。