※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日・1/16の日経平均は、米主要3指数の大幅高を好感した買いにより一時は400円を超えて値上がりしたものの、その後は利益確定売りに押され、終値は128円高・38,572円の冴えない動きとなった。
米国市場については、昨晩の動きによって目先の下値を確認した可能性が高まっているが、東京市場については上値を買う投資家不在の中、トランプ政権の関税政策の不透明感や日銀による金利引き上げ口先介入により、いったん利益確定を進める動きが強まっている。
また、本日公表のあった1/14の-716円安においても裁定買い残が充分に解消されていないことから、依然として日経平均には売り需要が強いと見られ、資金は強い米国株に向かい、日本株への流入が限定的となっていることも要因と考える。
これらのことから、日経平均は下値では買われるものの、米国株高に連れて上げた局面では利益確定売りにより上値が重い展開がしばらく続く可能性が高いと見ている。
当面の日経平均予想レンジは、上値目処・38,900円~39,100円、下値目処・38,000円~38,200円と予想している。