2025-01-19

今週及び今後の日経平均予想(1/19)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




先週の日経平均の動向については、1/12(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想(1/12)」にて次のとおり予想した。

>今週の日経平均は下値を試すことになりやすく38,000円~38,200円程度まで見ておく・・・

>筆者懸念どおり下げたとしても、早ければ今週央または今週いっぱいで下値試しは終わり、39,000円台に早急に戻す・・・

実際、先週の日経平均は水曜~金曜ともに米国株高を反映して朝高で始まったものの、その後は利益確定売りに押され、金曜のザラバ安値は38,055円と、筆者予想どおり38,000円~38,200円の下値予想値に達した。

また反転日柄については「早ければ今週央または今週いっぱい」の予想どおり、米主要3指数が週央から大幅反発に転じており(残念ながら日経平均については追随できなかったものの、金曜時間外・日経平均は38,790円と39,000円を狙える位置で返ってきており)筆者予想どおりの展開となっている。

(その後アップした記事にて日経平均が米株に追随できなかったのは日銀の金利引き上げ警戒や裁定買いの解消にあるのでは?と記した)

さて、裁定買い残については、(2日遅れ公表のため最新のデータとなる水曜時点では)直近のピークから18%程度低下している。
週後半も日経平均は朝高後に値を消すパターンであったことから、週末時点の裁定買いはピークから20%~25%程度低下しているのではないかと見ている。

金曜後場の買い戻しは、週末要因のほかにも裁定買い残の解消圧力の低下があったと見ている。

日経平均の日足チャートにおいてもストキャスティックスが売られ過ぎ圏のボトムから立ち上がりの兆しを見せており、日経平均騰落レシオも週末時点で84.09%と売られ過ぎ圏に近づいている。

なお、週足チャートについては、ストキャが50%前後と中立的にな位置にあり、下値余地を残しているものの、MACDがゼロラインまで下降していることから反発のタイミングと見ることもできる。

したがって、今週の日経平均についてはボトム圏から反発にむかう局面と見ている。

ただし、米主要3指数については直近の反発により日足ストキャが買われ過ぎ圏まで上昇しているため、ここからは一時的に上値が重くなる時間帯に入ってくる可能性があることから、日経平均についても、もたつく展開となってもおかしくなく、週初の反発以降は上値重く推移する可能性があると見ている。

これらのことから、今週の日経平均予想レンジは上値目処・39,100円~39,300円、下値目処・38,100円~38,300円と予想している。
なお、買い残の整理には、いったん38,000円を割り込む急落が必要と見ており、40,000円超えの前にヒヤッとする急落局面が訪れる可能性があると見ている。
ただ、いずれにしても、足元の日経平均は45,000円を目指すトレンドにあるとの予想に変更はない。
スポンサーリンク