※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
本日公表のあった先週末・1/31時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した1月第4週(1/27~31)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
1月第4週は40,127円で始まり、39,572円で終わる陰線となっただけに売り方の売り乗せ・買い方の利益確定売りと、売り優勢の週となった。
ただ、比較的買い残高の少ない主体は、乗り遅れの焦りからか買いが目立っている。
国内勢は先週の売り優勢から買い優勢に変化しており、買い遅れまたは相場追随の資金か?
2/4(火)の日経平均は、トランプ関税が1ヶ月延期となったことで買い戻し先行となり、一時は670円・39,192円まで上げたものの、終値は278円高・38,798円と39,000円台を維持することができなかった。
決算発表は3分の1ほどを過ぎたところであるが、ここまでのところ「斑模様」の印象を拭えず、期待していたEPSも足踏み状態であることから、上げる局面においても買い戻しの域を出ず、徐々に売り押される展開になりやすい。
日経平均が40,000円を超え、42,000円に向かうためにはEPSが2,600円程度まで上昇(2,600円×16.2倍=42,120円)する必要があるが、今3Q決算においては2,500円回復も難しい局面にあってはやむを得ないと見ている。
日経平均が42,000円から44,000円に向かうのは、早くとも2025・2Q決算が発表される8-9月あたりまで待つ必要があると見ている。
なお、足元のダウ平均・日足ストキャはラウンドトップ形成(下降トレンド)、S&P500・ナスダック総合指数についても日足ストキャは50%と中段の下降トレンドにあり、現時点においては反転の兆しにない。
したがって、日経平均は(米株が上げても)上値の重い展開にならざるを得ず、当面の下値目処は引き続き38,600円~38,800円と見ているが、仮に38,600円で下げ止まらない場合には37,400円~37,600円まで下落する余地があると見ている。
なお、予想下値については、最も悲観的なシナリオでは3月中下旬に36,400円~36,600円の可能性もあると想定している。
↓ ↓
※追記2/6(木)18:02
ダウ平均は、昨夜の上昇によって日足チャートに反転の兆しが現れているものの、週足・ストキャが買われ過ぎ圏入りとなった。
したがって、目先続伸した場合、週足ベースの下落に転換する可能性があると見ている。
日経平均の基本観については上述から変更はない。
※追記2/6(木)18:02
ダウ平均は、昨夜の上昇によって日足チャートに反転の兆しが現れているものの、週足・ストキャが買われ過ぎ圏入りとなった。
したがって、目先続伸した場合、週足ベースの下落に転換する可能性があると見ている。
日経平均の基本観については上述から変更はない。