2025-02-26

2月第3週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 (2/26)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・2/21時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した2月第3週(2/17~21)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。


買い方上位のバークレイズやJPモルガンが-5,171枚・-5,710枚の利益確定売りの中、下落に乗じて売り方のみずほ・ゴールドマンが利益確定の買い戻しとなっている。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
2月17日日経225-1,421-1,271-825-7171,2713,290
TOPIX834-4,439871-4,454-7223,626
2月21日-587-5,71046-5,1715496,916
建玉残高
TOTAL-9110,91538,54629,801-12,942-35,648
日経225-1,4532,749-6,5652,4585,138-15,757
TOPIX1,3628,16645,11127,343-18,080-19,891
日経225先物>
2025年03月限月-3,6632,261-7,24013,9714,464-17,641
2025年06月限月-5077358751,74068-36
2/21
日経225mini>
2025年03月限月38,619-2,4750-132,6324,06119,202
2025年04月限月-11,4470-2,0001002,0000
TOPIX先物>
2025年03月限月6158,63945,73227,439-17,459-19,891
2025年06月限月747-473-621-96-6210


なお、買い筆頭のメリルリンチは静観となっており、利益確定売りは出していない。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
2月17日日経225-2,565-1,066-270-2,011-542
TOPIX6,31749161-2,002-1,860
2月21日3,752-575-209-4,013-2,402
建玉残高
TOTAL-35,5047,37757,823329-8,750
日経225-11,9123374,525-4746,395
TOPIX-23,5927,04053,298803-15,145
<日経225先物>
2025年03月限月-9,78803,427-7136,353
2025年06月限月-2,509-602-1,793250-8
2/21
<日経225mini>
2025年03月限月-13,15010,58728,905-1080
2025年04月限月17,000-1,20000500
<TOPIX先物>
2025年03月限月-22,9926,60753,296803-15,445
2025年06月限月-60043320300



週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
2月17日日経2255,665607173-58-391
TOPIX1,12823-60-1,967
2月21日6,793630167-58-2,358
建玉残高
TOTAL11,842-4,130-6,106598-9,676
日経22524,9084,6975,410598-429
TOPIX-13,066-8,827-11,5160-9,247
日経225先物>
2025年03月限月22,0953,9605,5270-1,927
2025年06月限月2,110182-11761-157
2/21
日経225mini>
2025年03月限月7,0325,54805,19316,138
2025年04月限月000179417
TOPIX先物>
2025年03月限月-15,463-8,827-11,5160-9,247
2025年06月限月2,3970000

今週の日経平均は米主要3指数の下落に付き合う形で下値模索となっており、本日・2/26は、一時-500円安・37,742円まで下押したが、終値は-95円安・38,142円まで戻して引けた

今週に入り、米主要3指数はダウ平均が先行して買い戻しの時間帯に入ったものの、下押しが足りなかったS&P500・ナスダック総合指数が大きく下落し、これで3指数の足並みが揃ってきた。

目先は買い戻しムードが高まると思われるが、3指数ともに売られ過ぎ手前での切り返しであるため、(あくまで可能性として)二番底形成に警戒したいと考えている。

今後の日経平均の動向については2/23(日)にアップした「短期及び中期日経平均予想up」で記した次の予想から変わってはいない。

>日経平均の下値目処は目先37,700円~38,000円と見ており、ダウ平均が43,000ドルを下抜いて推移する場合には37,000円~37,500円程度の下値を想定している。
上述のとおり、このまま下値を切り上げる展開も想定されるが、3月は3日新甫となるだけに、引き続き一波乱に警戒か。
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