2025-03-04

2月第4週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 (3/4)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





昨日・3/3公表のあった先週末・2/28時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した2月第4週(2/25~28)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。


買い上位・売り上位ともに売りで対応。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
2月25日日経2254,566-2,888-399-6,596161-2,465
TOPIX173-641-4461,095-1,364-3,171
2月28日4,739-3,529-845-5,501-1,203-5,636
建玉残高
TOTAL4,6487,38637,70124,300-14,145-41,284
日経2253,113-139-6,964-4,1385,299-18,222
TOPIX1,5357,52544,66528,438-19,444-23,062
日経225先物>
2025年03月限月-2,5580-6,61211,8593,682-23,289
2025年06月限月-7002009101,1022,484
2/28
日経225mini>
2025年03月限月73,005-9,279-3,524-169,1363,15325,830
2025年04月限月-15,5977,887-2,000652,0000
TOPIX先物>
2025年03月限月7928,59945,28428,535-18,825-23,062
2025年06月限月743-1,074-619-97-6190

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
2月25日日経225-4,881716-32-350385
TOPIX-2,317-3,000-1,787-4816,732
2月28日-7,198-2,284-1,819-8317,117
建玉残高
TOTAL-42,7025,09356,003-502-1,633
日経225-16,7931,0534,492-8246,780
TOPIX-25,9094,04051,511322-8,413
<日経225先物>
2025年03月限月-14,6921,5003,902-1,5436,631
2025年06月限月-3,009-3,863-2,06775099
2/28
<日経225mini>
2025年03月限月-15,9166,27326,573-3050
2025年04月限月25,00027,8850-1500
<TOPIX先物>
2025年03月限月-26,5093,60951,509322-8,713
2025年06月限月60043120300


ただ、野村が比較的大きめの押し目買いを入れ、買い玉を積んでいる。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
2月25日日経2254,673856-781,1921,377
TOPIX1,024-448-40-201
2月28日5,697408-821,1921,176
建玉残高
TOTAL17,539-3,722-6,1881,790-8,500
日経22529,5815,5535,3321,790948
TOPIX-12,042-9,275-11,5200-9,448
日経225先物>
2025年03月限月26,9634,7005,618550-1,437
2025年06月限月2,810182-286148613
2/28
日経225mini>
2025年03月限月-1,9176,709010,56316,998
2025年04月限月000354725
TOPIX先物>
2025年03月限月-14,452-9,275-11,5200-9,448
2025年06月限月2,4100000


先週・2/28(金)に日経平均の動向について次のように記した。

>買い戻しが入りやすい状況であり、38,000円~38,500円付近までの戻りは早い

実際、昨夜の米国時間に日経平均は38,244円高値をつけ、筆者予想どおりの展開となった。

本日・3/4の日経平均は昨夜の米主要3指数の大幅反落を受けてザラバでは一時37,000円を割れる展開となった。

このあたりはトランプ氏が円安で日本批判を口にしたことから関税引き上げ懸念が高まったことに加え、日経平均が時間外に38,000円に乗せた高値目処達成からの再度の下値トライとなった模様。

本日の日経平均終値は-454円安・37,331円と安値から500円近く戻して引けた。

なお、懸念される米国株については、S&P500・ナスダック総合指数は2/26-27安値を割り込んだものの、RSI(9)は2/26-27の底を割り込んでおらず、ダイバージェンスと見ることもできる。

足元の日経平均については、引き続き2/26安値・36,840円処からの反発局面と見ており、二番底達成からの上値トライ(38,000円~38,500円)の途上と予想している。

当面の下値目処は36,800円処(1/28安値・36,840円及び本日の安値・36,816円・おそらく割り込まないだろう?)と見ているが、仮にここを割り込んだ合は、9/19に空けた窓埋め・36,500円処や心理的節目・36,000円が意識されるが、現状ではサブシナリオと見ている。
スポンサーリンク