2025-05-20

5月第2週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 (5/20)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




本日公表のあった先週末・5/16時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した5月第2週(5/12~16)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

売り方・買い方ともに売り買い交錯となっているもののポジション調整程度であり、何らかの材料が出てくるまでは需給に沿った値動きになると見ている。


取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
5月12日日経2255,884-1,356-5042,434-1,3492,047
TOPIX-442-3,2142,107-5,722-3,9082,487
5月16日5,442-4,5701,603-3,288-5,2574,534
建玉残高
TOTAL2,02913,78447,76233,121-27,278-23,014
日経2252,138-783-2,1398,537-2,638-6,329
TOPIX-10914,56749,90024,584-24,640-16,685
日経225先物>
2025年06月限月2,127-185-5437,218-3,562-5,402
2025年09月限月881-1,100741211,460700
5/16
日経225mini>
2025年04月限月-7,2893,448-19,36512,974-9,361-16,269
2025年05月限月-1,4161,574-4,00084,0000
TOPIX先物>
2025年06月限月65514,41749,95024,184-24,590-16,685
2025年09月限月-764150-50400-500


売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
5月12日日経225-1,9492,366221-274-1,468
TOPIX1,3293,876-1,437-2182,126
5月16日-6206,242-1,216-492658
建玉残高
TOTAL-59,114-2,42342,8526,894-5,449
日経225-17,210-5001,6572,200-383
TOPIX-41,904-1,92341,1954,694-5,066
日経225先物>
2025年06月限月-18,801-2,680-1722,184-337
2025年09月限月-878-128-910-432
5/16
日経225mini>
2025年04月限月24,69323,30619,1981733,861
2025年05月限月0-2250-100
TOPIX先物>
2025年06月限月-42,649-2,02441,1954,694-7,416
2025年09月限月745101002,350


週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
5月12日日経225-6,239-24-1,786443-96
TOPIX7651,910-6110631
5月16日-5,4741,887-2,397443535
建玉残高
TOTAL35,798-20588-225-9,211
日経22536,3785,9775,036-225-3,871
TOPIX-580-6,182-4,9480-5,340
日経225先物>
2025年06月限月36,6785,7255,2420-1,324
2025年09月限月-193474-130-67-331
5/16
日経225mini>
2025年04月限月-1,069-2,224-758-1,679-22,071
2025年05月限月000101-86
TOPIX先物>
2025年06月限月2,520-6,182-4,9480-5,340
2025年09月限月-3,1000000

本日・5/20(火)の日経平均は、前場の米株の上昇に合わせた38,000円に迫る先物買いにもかかわらず、値上がり幅の割に値下がり銘柄数が多かったことから、個別では短期的な過熱感の解消に動いている。


今週の日経平均予想レンジは、引き続き上値目処38,000円~38,200円、下値目処は37,000円~37,200円と予想しているが、本日、38,000円手前で上値を抑えられたことから買いづらい状況になっていると思われる。

なお、今後の日経平均の展開については、日柄調整と急落・急騰の2パターンを想定しており、やや後者寄りになるのではないかと見ており、セルインメイを警戒している。






                          



                                        

                                     




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※追記5/22(木)17:10

今週の日経平均予想レンジについては今週の日曜・5/18に次のとおり記した。

>上値目処38,000円~38,200円、下値目処は37,000円~37,200円と予想

今週の日経平均は5/20(火)にザラバ高値・37,921円と筆者予想レンジ下限・38,000円に迫った。

ただ、5/20の追記にて「38,000円手前で上値を抑えられたことから買いづらい状況になっている」と指摘したとおり、下値試しの時間帯に入り、本日・5/22には予想下値目処・37,000円割れを達成するなど、筆者予想どおりの展開となっている。

ダウ平均については、目先41,200ドル~41,400ドル程度まで下がると見ており、日経平均についても36,500円程度までの下げ余地を残していると予想している。

ただ、本日の急速な下値目処達成により短期的には買い戻しの時間帯に入る可能性も生じている。




                                       

                                     




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※追記5/23(金)18:28

上記・昨日の追記↓
>本日の急速な下値目処達成により短期的には買い戻しの時間帯に入る可能性も生じている。

本日の日経平均はザラバ高は前日比370円高、終値174円高・37,160円と筆者想定どおりの展開となっている。

ただ、米主要3指数の底打ちが確定していないため(欧州時間はスッ高値のDAX利益確定売りのため上値が抑えられており)、もう少し展開を見定める必要がある。

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