2025-05-26

5月第3週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 (5/27)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・5/523時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した5月第3週(5/19~23)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

週足が前週のトンカチから陰線であったことから、売り方については売り乗せとなっている一方、買い方は押し目買いとなっており、相場観の対立が見られる。

今週の状況によっては次週以降、大きな動きとなることが予想される。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
5月19日日経225-19921-37-7572,939-2,015
TOPIX3334,935-5,753-6,3001,417-2,410
5月23日1344,956-5,790-7,0574,356-4,425
建玉残高
TOTAL2,16318,74041,97126,064-22,922-27,439
日経2251,939-762-2,1767,780301-8,344
TOPIX22419,50244,14718,284-23,223-19,095
日経225先物>
2025年06月限月1,608-1,002-6427,053-973-7,051
2025年09月限月3,218-862391-3091,275150
5/23
日経225mini>
2025年04月限月-27,2047,996-15,24710,425-4,014-14,430
2025年05月限月-1,6693,022-4,000-624,0000
TOPIX先物>
2025年06月限月58819,35244,19718,084-23,173-19,095
2025年09月限月-364150-50200-500



売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
5月19日日経2253101,243-382219460
TOPIX-1,556433-908598-851
5月23日-1,2461,676-1,290817-391
建玉残高
TOTAL-60,360-74741,5627,711-5,840
日経225-16,9007431,2752,41977
TOPIX-43,460-1,49040,2875,292-5,917
日経225先物>
2025年06月限月-19,238-2,195-3402,399354
2025年09月限月-391-48-910-632
5/23
日経225mini>
2025年04月限月27,29329,80517,0572083,553
2025年05月限月0510-90
TOPIX先物>
2025年06月限月-44,204-1,59240,2875,292-11,767
2025年09月限月744102005,850


週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
5月19日日経225-2,424673165-247690
TOPIX-126-472020-85
5月23日-2,550626367-247605
建玉残高
TOTAL33,248420455-472-8,606
日経22533,9546,6495,201-472-3,181
TOPIX-706-6,229-4,7460-5,425
日経225先物>
2025年06月限月35,6676,3465,1080-1,176
2025年09月限月-1,993474170-56-308
5/23
日経225mini>
2025年04月限月2,797-1,709-767-4,180-17,001
2025年05月限月0001929
TOPIX先物>
2025年06月限月6,094-6,229-4,7460-5,425
2025年09月限月-6,8000000



月曜の日経平均は、トランプ大統領が「対EU50%関税発動 6月1日から7月9日まで延長」を表明したことにより、371円高と高く始まった。
ダウ平均の上値レジスタンスは5日線42,000ドル~42,200ドルにあり、(昨夜の米国市場は休場であったものの欧州株が高く引けたことにより、今夜のダウ平均は上値レジスタンス付近から始まり、高値圏でのもみ合いになると想定している。
なお、ギャプアップスタートとなるため勢い次第ではレジスタンスをブレイクする可能性がある。
その場合、次の節目は5/21に空けた窓・42,600ドル~42,800ドル付近までせり上がる。
仮に次の節目まで上昇できたとしても42,800ドルには週足26週線が待ち構えており、ここをブレイクする難しいと見ているため、再度41,200ドル~42,200ドルの三角保ち合いに押し戻される可能性が高いと見ている。

今週の日経平均予想レンジについては、ダウ平均が42,200ドルを上抜けるのであれば38,000円~38,200円付近まで連れ高になると予想している。

このあたりについてはトランプ砲によって攪乱された需給がどのように収斂していくのか見ていくこととなる。
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