※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
今週の日経平均予想レンジについては、5/27(月)にアップした「5月第3週の週間先物手口 集計結果及び今後の予想 」にて次のとおり記した。
>日経平均予想レンジについては、ダウ平均が42,200ドルを上抜けるのであれば38,000円~38,200円付近
先週のダウ平均は筆者予想どおり一時42,200ドルを上回り、日経平均は5/28(水)に38,178円、翌日には38,454円に到達かーするなど筆者予想どおりの展開となった。
なお、5/30(金)昼の追記にて、今後の日経平均予想について次のとおり記した。
>米国市場は筆者想定の価格目処・42,000ドル~42,200ドルをかなり意識していると見られ、依然として短期上昇トレンドは継続している
>日経平均についても(中略)短期的には5/14高値・38,494円超を目指す流れが続いていると予想
週末金曜のダウ平均は54ドル高ながらも200線に頭を押さえられる上値の重い展開が続いているが、筆者予想に変化はない。
それはS&P500及びナスダック総合指数については指数が200日線を上回っており、25日線が200日線を下方からブレイクするゴールデンクロスが近づいている。
(ただ、75日線が依然下向きであるため上昇トレンドに入るにはもう少し時間がかかりそうであるが大勢は上を目指している可能性が高いと見ている)
なお、ダウ平均の週足については26週線に頭を抑えられているものの、日足同様に指数が26週線を上回っていることや、週足ストキャが買われ過ぎ圏に位置していることは警戒要因と言える。
ただ、月足チャートでは、高い位置から急下降していたMACDがゼロライン手前で反転の兆しを見せていることや、ストキャが比較的低い位置から上昇に転じていることは強気要因と見ている。
こういった月足チャートの好循環が、日足・週足の買われ過ぎ圏入りにもかかわらず天井圏張り付きでの推移をバックアップしている可能性があると見ており、時に株価はボラタイルな上下動を繰り返すもみ合いを演じながらも上を目指しているとの見方をメインシナリオと考えている。
一方、月足MACD・ストキャの陽転が売られ過ぎ圏手前であることから、(足元の陽転がダマシになり)売られ過ぎ圏まで売り込まれる可能性を排除することもできないことは警戒要因(サブシナリオ)と見ている。
これらのことから、筆者は日米株価の上昇トレンド継続を有力なメインシナリオと考えている。
なお、ダウ平均については25日線・41,680ドル、13週線・41,000ドル付近への突っ込みがあってもおかしくないと見ている。
したがって、6/2週の日経平均予想レンジについては上値目処は38,400円~38,600円、下値目処は36,400円~36,600円と予想しているものの、仮に下押しとなっても悲観することはないと予想している。
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※追記6/1(日)18:02今週の焦点は、昨日報道のあった「トランプ米大統領、鉄鋼・アルミ関税を50%に倍増へ」を市場がどのように織り込むかであるが、日経平均については仮に下押しとなっても目先は25日線・37,100円処で支えられると見ている。
ただ、ここのところトランプ関税に対しては楽観的な見方が増えていたことから、利益確定売りの口実に使われる可能性がある。まずは、このあたりの市場の反応を確かめたい。
※追記6/1(日)18:02
今週の焦点は、昨日報道のあった「トランプ米大統領、鉄鋼・アルミ関税を50%に倍増へ」を市場がどのように織り込むかであるが、日経平均については仮に下押しとなっても目先は25日線・37,100円処で支えられると見ている。
ただ、ここのところトランプ関税に対しては楽観的な見方が増えていたことから、利益確定売りの口実に使われる可能性がある。まずは、このあたりの市場の反応を確かめたい。