※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
昨日公表のあった先週末・5/30時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した5月第5週(5/26~30)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
5月第4週の日経平均週足は、比較的長めの上ヒゲ陽線ということで、買い方上位の利益確定売りが目立っている一方で、売り方上位は売り乗せが目立っている。
ただ、ソシエテ・UBSといった中立または小幅売り越しの投資主体が比較的大きな買いを入れており、出遅れ意識があるようだ。
また、売り筆頭のゴールドマンも比較的大きなリスク回避の買い戻しとなっており、このあたりの動きが日経平均を引き上げたと見ている。
さて、懸念していた鉄鋼・アルミ関税のトランプ砲の影響については大きな混乱はなく市場は冷静に織り込んでいると見られ、チャートテクニカルに沿った動きとなっている。
昨夜・6/2のダウ平均は25日線・41,800ドル近くまで下押したものの、切り返して引けており実体部分の小さな下ヒゲ陽線となっている。
ただ、昨夜の終値・42,305ドルの少し上には200日線・42,380ドル及び26週線・42,340ドルが控えていることから上値は重いと見ている。
したがって、日経平均については上値・37,800円、下値・37,300円を挟んだもみ合いを想定しており、もうしばらく方向感のない展開が続くと見ている。
なお、足元のもみ合いレンジを上放れた場合には日経平均は38,500円~39,000円に向かい、逆に下放れた場合には36,400円~36,600円に向かうと予想しており、足元では目先下優位と見ているが25日線タッチ、またはトランプ砲で上に向かう可能性もあるため警戒しておく必要がある。
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※追記6/5(木)18:32昨夜・6/4のダウ平均は-91ドル安・42,427ドルと小安く引けているが、200日線・42,380ドル及び26週線・42,340ドルを上回って推移している。
目先的にはもみ合うかもしれないが、これらの移動平均線を維持する可能性が高いと見ている。
また、筆者が監視している複数の個別銘柄においても日足・週足ベースの調整が進んでおり、あと一段二段(37,100円~25日線・37,442円)の調整、深押しとなれば36,600円~36,800円があれば理想的と見ている。
ただ、このような場合、押し目待ちに押し目なし、または価格の節目を一気に下抜く急落、いずれの可能性もある。
※追記6/5(木)18:32
昨夜・6/4のダウ平均は-91ドル安・42,427ドルと小安く引けているが、200日線・42,380ドル及び26週線・42,340ドルを上回って推移している。
目先的にはもみ合うかもしれないが、これらの移動平均線を維持する可能性が高いと見ている。
また、筆者が監視している複数の個別銘柄においても日足・週足ベースの調整が進んでおり、あと一段二段(37,100円~25日線・37,442円)の調整、深押しとなれば36,600円~36,800円があれば理想的と見ている。
ただ、このような場合、押し目待ちに押し目なし、または価格の節目を一気に下抜く急落、いずれの可能性もある。