※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
先週の日経平均予想レンジについては6/15(日)にアップした「今週の日経平均予想」にて以下のとおり記した。
>上値目処が38,200円~38,400円、下値目処は37,200円~37,400円
実際の日経平均は、月曜から3連騰・1,000円超の上昇となり、筆者の予想は的中しなかった。
先週、際立っていたのは米主要3指数の上昇を伴わない日経平均の逆行高であり、(先物残高で見るとおり)突出した先物売り方の踏み上げが日経平均を押し上げたと見ている。
ただ、踏み上げについては先週で一巡したと見ており、ここからは中東情勢の織り込みが焦点になってくると見ている。
なお、先週の日経平均が(踏み上げが要因と言えども)当面のレジスタンスであった38,500円処のトリプルトップを上抜けたことから良好な需給に支えられる展開をメインシナリオと見ている。
ただ、本日・6/22の午前に「米軍、イランの核施設3カ所に攻撃」との報が伝わっており、今後の展開次第では週初は波乱の展開になる可能性もある。
今週の日経平均予想レンジとしては、上値目処が38,600円~38,800円、下値目処は37,800円~38,000円と見ており、米国のイラン攻撃は限定的にとどまるのでは?と見ている。
なお、日経平均が37,800円を下回った場合には(ホルムズ海峡の封鎖に至った場合には)37,200円付近までの下押しが想定されるが、現時点では37,800円処にとどまると予想している。