2025-06-24

6月第3週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (6/24)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



昨日公表のあった先週末・7/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した6月第3週(6/16~20)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
6月第3週の週足は比較的長めの上ヒゲを持つコマの陽線とあって、買い方は利益確定売り、売り方は(高値圏での)売り乗せと思しき手口となっている。
ただ、差し引き手口に突出したものはなく、相場追従型の取引にとどまっていると見られる。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
6月16日日経225-2,3232552,1231,939-27364
TOPIX1122,665-4,840-2,628278-2,069
6月20日-2,2112,920-2,717-6895-2,005
建玉残高
TOTAL-3,22028,70139,66023,357-11,300-4,748
日経225-3,905-1573810,295-4,389-4,912
TOPIX68528,85839,62213,062-6,911164
日経225先物>
2025年06月限月2,979-7,44616010,465-2,425-6,218
2025年09月限月-6,0836,851278-166-3,1271,306
6/20
日経225mini>
2025年04月限月-2,6392,399-4,000-915,1340
2025年05月限月-5,3661,9790556,5000
TOPIX先物>
2025年06月限月-2,61728,40138,97212,762-7,561164
2025年09月限月3,3024576503006500


売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
6月16日日経2251,2851,4271,156351-484
TOPIX-5,4933,2313,841-971,760
6月20日-4,2084,6584,9972541,276
建玉残高
TOTAL-74,92512,81430,0365,313-1,525
日経225-14,4096,9104,4371,9022,992
TOPIX-60,5165,90425,5993,411-4,517
日経225先物>
2025年09月限月-8,0505,305-9504042,357
2025年12月限月-6,3591,6095,4111,500335
6/20
日経225mini>
2025年07月限月059-243-271,500
2025年08月限月0-96021,500
TOPIX先物>
2025年06月限月-57,2656,65425,5993,411-4,648
2025年09月限月-3,251-75000131


週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
6月16日日経225-5,27144341-195-182
TOPIX744131-300594
6月20日-4,527175311-195412
建玉残高
TOTAL21,315240-2,581-148-5,473
日経22528,1344,9974,662-148-2,759
TOPIX-6,819-4,757-7,2430-2,714
日経225先物>
2025年06月限月25,5534,7174,760-144-2,726
2025年09月限月2,581280-98017
6/20
日経225mini>
2025年04月限月000-24-383
2025年05月限月000-12-112
TOPIX先物>
2025年06月限月-7,819-4,757-7,2430-2,714
2025年09月限月1,0000000

今週の日経平均予想レンジとしては、6/22(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて次のとおり記した。
>上値目処が38,600円~38,800円、下値目処は37,800円~38,000円
>米国のイラン攻撃は限定的にとどまるのでは?
日経平均の動きについては、これまでのところ安値は昨日・6/23(月)の38,026円で本日の大幅反発となっており、筆者予想下値目処どおり37,800円~38,000円で反発となった。
上値については、ザラバ高値は本日・6/24(火)の38,990円と筆者予想上値目処を200円ほど上回ったものの、終値は38,790円と筆者想定どおりの展開となっている。
また、米国によるイラン攻撃は筆者予想どおり限定的にとどまった(もう1日~2日、米国・イラン間のもみ合いがあるかと思ったが、米カタール基地への爆撃を許したことで一気に緊張が緩和した)
今後の展開については、本日やや強めの反発となったことで39,000円~39,200円処までの高値が見込めるものの、右肩上がりに上伸する展開は難しいと見ている。
今週の通過で配当再投資が一巡することに加えて、明日の米FOMC後は9月のレーバーデーまで主要な経済イベントが少なく材料難から利益確定売り押される夏枯れ相場になりやすい。
週内の日経平均レンジについては上値目処が39,000円~39,200円、下値目処は38,200円~38,400円と見ている。
なお、9月までの日経平均は38,200円~39,200円でのもみ合いと見ており、上ブレは39,400円~39,600円、下ブレは13週線・36,750円(6/24現在)と予想している。


                          



                                        

                                     




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※追記6/26(木)19:18


上記・本文にて週内の日経平均レンジについて次のとおり記した。
>上値目処が39,000円~39,200円、下値目処は38,200円~38,400円
>9月までの日経平均は(中略)上ブレは39,400円~39,600円

本日の日経平均終値は642円高・39,584円と週の上値目処が39,000円~39,200円を超えて上ブレ値・は39,400円~39,600円に達してきた。
日足・週足ストキャともに買われ過ぎ圏・天井張り付きとなっているが、騰落レシオが118%と(現状の勢い、売り方の買い戻しを勘案すれば)上昇余地を残していると思われるためもう一段の上昇の可能性がありそう
ただ、基本観としては上述のとおり伸びしろ一杯まで来ていると見ている。

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