※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。
また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。
昨日公表のあった先週末・7/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した6月第3週(6/16~20)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
6月第3週の週足は比較的長めの上ヒゲを持つコマの陽線とあって、買い方は利益確定売り、売り方は(高値圏での)売り乗せと思しき手口となっている。
ただ、差し引き手口に突出したものはなく、相場追従型の取引にとどまっていると見られる。
今週の日経平均予想レンジとしては、6/22(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて次のとおり記した。
>上値目処が38,600円~38,800円、下値目処は37,800円~38,000円
>米国のイラン攻撃は限定的にとどまるのでは?
日経平均の動きについては、これまでのところ安値は昨日・6/23(月)の38,026円で本日の大幅反発となっており、筆者予想下値目処どおり37,800円~38,000円で反発となった。
上値については、ザラバ高値は本日・6/24(火)の38,990円と筆者予想上値目処を200円ほど上回ったものの、終値は38,790円と筆者想定どおりの展開となっている。
また、米国によるイラン攻撃は筆者予想どおり限定的にとどまった(もう1日~2日、米国・イラン間のもみ合いがあるかと思ったが、米カタール基地への爆撃を許したことで一気に緊張が緩和した)
今後の展開については、本日やや強めの反発となったことで39,000円~39,200円処までの高値が見込めるものの、右肩上がりに上伸する展開は難しいと見ている。
今週の通過で配当再投資が一巡することに加えて、明日の米FOMC後は9月のレーバーデーまで主要な経済イベントが少なく材料難から利益確定売り押される夏枯れ相場になりやすい。
週内の日経平均レンジについては上値目処が39,000円~39,200円、下値目処は38,200円~38,400円と見ている。
なお、9月までの日経平均は38,200円~39,200円でのもみ合いと見ており、上ブレは39,400円~39,600円、下ブレは13週線・36,750円(6/24現在)と予想している。
↓ ↓
※追記6/26(木)19:18
※追記6/26(木)19:18
上記・本文にて週内の日経平均レンジについて次のとおり記した。>上値目処が39,000円~39,200円、下値目処は38,200円~38,400円>9月までの日経平均は(中略)上ブレは39,400円~39,600円
本日の日経平均終値は642円高・39,584円と週の上値目処が39,000円~39,200円を超えて上ブレ値・は39,400円~39,600円に達してきた。日足・週足ストキャともに買われ過ぎ圏・天井張り付きとなっているが、騰落レシオが118%と(現状の勢い、売り方の買い戻しを勘案すれば)上昇余地を残していると思われるためもう一段の上昇の可能性がありそう。ただ、基本観としては上述のとおり伸びしろ一杯まで来ていると見ている。
上記・本文にて週内の日経平均レンジについて次のとおり記した。
>上値目処が39,000円~39,200円、下値目処は38,200円~38,400円
>9月までの日経平均は(中略)上ブレは39,400円~39,600円