2025-06-30

6月第4週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (6/30)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



本日公表のあった先週末・6/27時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した6月第4週(6/23~27)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。


取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
6月23日日経225-2,979-275573-7853-1,075
TOPIX-1,438-7,899-111-3,518710-631
6月27日-4,417-8,174462-3,5251,563-1,706
建玉残高
TOTAL-7,63720,52740,12219,833-9,737-6,454
日経225-6,884-43261110,289-3,536-5,987
TOPIX-75320,95939,5119,544-6,201-467
日経225先物>
2025年06月限月230-7,7731,28310,529-1,470-9,043
2025年09月限月-5,1076,881278-138-3,2271,256
6/27
日経225mini>
2025年04月限月-14,8102,612-9,500-1,0895,11418,000
2025年05月限月-5,2551,9880666,5000
TOPIX先物>
2025年06月限月-4,95420,50238,8619,244-6,851-467
2025年09月限月4,2014576503006500


売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
6月23日日経2251,144168-7852,14382
TOPIX6,3632,127-8858976,937
6月27日7,5072,295-1,6703,0407,019
建玉残高
TOTAL-67,41815,10928,3658,3525,494
日経225-13,2657,0783,6514,0443,074
TOPIX-54,1538,03124,7144,3082,420
日経225先物>
2025年09月限月-7,2065,983-1,7282,5572,539
2025年12月限月-6,3591,6085,4111,500235
6/27
日経225mini>
2025年07月限月3,000-5,129-316-1251,500
2025年08月限月020-21,500
TOPIX先物>
2025年06月限月-50,9028,78124,7144,3082,289
2025年09月限月-3,251-75000131



週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
6月23日日経225-2,397288725-38657
TOPIX-3106176460-157
6月27日-2,7079051,371-38500
建玉残高
TOTAL18,6081,145-1,210-186-4,973
日経22525,7375,2855,387-186-2,102
TOPIX-7,129-4,140-6,5970-2,871
日経225先物>
2025年06月限月23,9565,0055,485-154-2,078
2025年09月限月1,781280-98-932
6/27
日経225mini>
2025年04月限月000-140-323
2025年05月限月000-87-235
TOPIX先物>
2025年06月限月-7,529-4,140-6,5970-2,871
2025年09月限月4000000


※追記7/1(月)17:48

一昨日・6/29(日)にアップした「今後の日経平均予想」にて次のとおり記した。

>明日・6/30(月)は40,500円前後から始まる(中略)この価格は筆者想定高値の下限・41,000円に近い価格である。
>反落が起きやすい値ごろに来ていることから、ここからの上昇については警戒が必要

昨日・月曜の日経平均はザラバ高値・40,852円と700円を超えて上昇するも上げ幅の半分を失い、本日・7/1(月)は-501円安・39,986円の大幅安で引けており、筆者予想どおりの展開となっている。
これで中期的な高値を打ったかではあるが、上記・先物手口を見る限り、売り筆頭のゴールドマンは-67,418枚の売り玉を有している一方、総体的にはポジションをニュートラルにしている主体が多いことから中期上昇トレンドが腰折れの可能性は低いと見ている。

目先的には、このまま40,000円を割れてくるか、上げても40,400円~40,600円で頭を押さえられると短期的な下落トレンド入りの可能性が高まる。

週内の日経平均予想レンジは高値目処が40,400円~40,600円、下値目処が39,600円~39,800円と予想している。

なお、39,600円を割り込むと39,000円まで一気に売られる(買いが入らない)と見ているが、目先的には39,600円を下放れて始まるギャップダウンスタート以外では割れにくいと予想している。


※追記20:41
足元の時間帯の日経平均の下落は欧州株のテクニカル調整と見ているが、明日の日経平均が39,600円を割って引けた場合、短期下落トレンド入りの可能性が高まる。



                                        

                                     




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※追記7/2(水)18:08

本日の日経平均は39,600円を割り込んで始まったものの、39,600円処が意識された展開となって底堅く推移し、終値は-223円安・39,762円で引けた。

今後の展開としては、上記・本文に記したとおり「中期上昇トレンドが腰折れの可能性は低い」可能性が高いと見ている。
ただ、ダウ平均・SP500のRSI(9)が90%台と買われ過ぎ圏に入ってきている。


このため、短期的には警戒が必要な時間帯に入っていることから、想定どおり米主要3指数に利益確定売りが入った場合には日経平均への影響もあり得ると見ている。
したがって、日経平均については目先的には強い動きとなる可能性があるものの、高値目処・40,400円~40,600円、下値目処・39,000円~39,200円を上下目処としたもみ合いが濃厚と予想している。

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