2025-07-13

今週及び今後の日経平均予想(7/13)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




先週の日経平均予想レンジについては、7/6(日)にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて次のとおり予想した。
>上値目処が40,600円~40,800円、下値目処が39,200円~39,400円
>方向感としては下優位
結果は、上値については金曜SQにて40,000円、安値については金曜の39,497円と、やはり「下優位」の展開となり、値ごろ的にも筆者予想下値目処・39,200円~39,400円に近づくこととなった。
(金曜・米国時間の日経平均は39,262円まで売られており、筆者予想下値目処どおりの展開となった
さて、今週の日経平均については引き続き弱含みを想定している。
来週日曜には参議院選挙投票日を迎える中、日米関税交渉は進展が期待できず、石破首相の余りの無為無策ぶりに対する失望が露わとなっており、与党には厳しい結果を予想する声が多い。
また、月末から本格化する3月期企業の決算発表を前に、関税がらみでの不透明感から製造業の業績懸念に対する売りが出てくることが想定され、日経平均については業績好調の金融株がどこまで指数を牽引できるかが焦点となる。
いずれにしても参議院選挙や日米貿易交渉などの不透明感払拭にはまだ時間を要することから、買い手が伸びず換金売りに押される展開を想定している。
なお、先物手口においては、引き続きゴールドマンが高水準の売り玉を有していることから、市場参加者が薄い中、売り仕掛けの奏功に警戒している。
今週の日経平均予想レンジについては、上値目処が40,000円~40,200円、下値目処が38,800円~39,000円と予想している。
なお、来週については月曜の東京市場が休場となることから、仮に参議院選で自公過半数割れとなれば一気に38,000円前後まで売り込まれることも(実際には38,400円前後で下げ止まると見ているが…)あり得ると予想している。
その後のメインシナリオは9月中旬~11月までは低調、さらに長引けば(最もネガティブな予想としては)来春まで日柄調整が続く可能性があると見ている。
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