2025-07-15

7月第2週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (7/15)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




昨日公表のあった先週末・7/5時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した7月第1週(7/1~5)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

買い方上位については売り買い交錯も、売り方上位は売り乗せとなっている。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
7月7日日経225-1,463-1,0311,073-2,093886170
TOPIX549,499-5,3205,836-3,361-4,439
7月11日-1,4098,468-4,2473,743-2,475-4,269
建玉残高
TOTAL-1,58534,46931,92820,189-14,595-13,058
日経225-1,754-390-4319,657-1,369-5,994
TOPIX16934,85932,35910,532-13,226-7,064
日経225先物>
2025年09月限月6,739-7,655-1,53112,009179-7,286
2025年12月限月-2,4546,497278116-2,852956
7/11
日経225mini>
2025年08月限月-7,036-54311008,5000
2025年09月限月-53,3568,2268,223-24,7814,5363,359
TOPIX先物>
2025年09月限月-4,04634,40231,70910,232-13,876-7,064
2025年12月限月4,2154576503006500

売り筆頭のゴールドマンは3,255枚の買い戻しとなったが、売り玉総量に対してはポジション調整程度となっている。
売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
7月7日日経2255,0535,324-804-1,0131,593
TOPIX-1,7981,1602,7242002,861
7月11日3,2556,4841,920-8134,454
建玉残高
TOTAL-62,01117,00429,0644,00513,385
日経225-9,21010,1501,3841,6155,031
TOPIX-52,8016,85427,6802,3908,354
日経225先物>
2025年09月限月-3,4352,075-3,1581154,528
2025年12月限月-6,2561,7283,9611,5000
7/11
日経225mini>
2025年08月限月551,752031,500
2025年09月限月4,76061,7215,81203,532
TOPIX先物>
2025年06月限月-49,5507,60427,6802,3907,723
2025年09月限月-3,251-75000631

国内勢は第1表のみずほを含めて売り優勢。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
7月7日日経225-7,140816694-184-914
TOPIX-6,982-84-1,272-22-513
7月11日-14,122732-578-206-1,427
建玉残高
TOTAL68992-20-493-6,926
日経22516,4804,6896,837-471-3,271
TOPIX-15,791-4,597-6,857-22-3,655
日経225先物>
2025年09月限月17,1774,1436,663-114-1,740
2025年12月限月31280-98-750
7/11
日経225mini>
2025年08月限月000-65-5
2025年09月限月-7,2832,6552,721-3,433-15,806
TOPIX先物>
2025年09月限月-16,191-4,597-6,8570-3,655
2025年12月限月40000-220

基本的な相場観としては、今週に日曜にアップした「今週及び今後の日経平均予想」から変化はない。
ただ、昨夜・7/14(月)のダウ平均が陽線で引けたことにより、下降トレンドにあった日足ストキャに巻き戻しの動きが入る可能性があり、今夜のダウが続伸となれば短期トレンドは上昇転換となる可能性が生じる。(S&P500・ナスダックについては日足ストキャが買われ過ぎ圏入りしているが天井圏張り付きとなる可能性がある)
なお、本日の日経平均については218円高・36,678円の意外高となったものの、上昇局面では週末の参議院選挙・トランプ関税への懸念が再燃し、上値の重い展開になりやすいと見ている。
したがって、週内の下値目処については39,000円~39,200円(上値目処・40,000円~40,200円)、来週の下値目処については38,600円~38,800円程度と予想している。


                                     




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※追記7/16(水)16:56

>下降トレンドにあった日足ストキャに巻き戻しの動きが入る可能性があり…

前日引け段階では切り返しの兆しが出ていたものの不発に終わり、ダウは-436ドル安、短期下降トレンド継続なった。

本日・7/16の日経平均は、ナスダックの堅調な動きや1ドル149円に迫る円安により、ダウの大幅下落を打ち消し一時は+250円高・39,923円まで買い上げられたが大引けでは-14円安まで売られて引けた。

なお、最近のダウは、このように大陰線を引いた後にはすかさず買いが入ったが、ドル高も買われ過ぎ圏入りしており警戒を要する。

ダウの価格目処は25日線・43,400~43,500ドル、ここを下回ると200日線・42,800ドル~43,000ドルを警戒している。
日経平均については米主要3指数が揃って下落すれば、ドル安を伴う下落となろう。

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