2025-10-06

10月第1週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (10/6)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        





 本日公表のあった先週末・10/3時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した10月第1週(10/29~10/3)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。
買い方JPモルガン17,375枚の弩弓買いによって買い筆頭に。みずほも8,085枚の買い戻し。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
9月29日日経225-5,6082,910370-3,3382211,458
TOPIX-40114,4654,058-2,166-2946,627
10月3日-6,00917,3754,428-5,504-738,085
建玉残高
TOTAL-10,87750,05137,92324,160-26,918-16,743
日経225-10,93910,683-2,5725,3886,777-3,723
TOPIX6239,36840,49518,772-33,695-13,020
日経225先物>
2025年12月限月-4,4437,165-1,2125,4636,656-10,502
2026年03月限月-3,8593,219-660-28920109
10/3
日経225mini>
2025年10月限月-28,777500-7,000-23-6,99066,700
2025年11月限月2,4042,4870-451-1,0000
TOPIX先物>
2025年12月限月3,68234,51340,31418,897-33,876-13,020
2026年03月限月-3,6204,855181-1251810


注目のゴールドマンはJPモルガンの買いを吸収する形で-15,475枚の売り越し。ただ、先物売りの裏にはオプション買いが潜んでいる可能性がある。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
9月29日日経225-20-2,730-120273722
TOPIX-15,455283-1,50635739
10月3日-15,475-2,447-1,626630761
建玉残高
TOTAL-82,04120,60427,26610,0038,528
日経225-8,58310,5152,7033,6189,659
TOPIX-73,45810,08924,5636,385-1,131
日経225先物>
2025年12月限月-3,45410,742793,72310,196
2026年03月限月-2,904-4672,724-101-187
10/3
日経225mini>
2025年10月限月-22,2502,554-1,000-37-3,500
2025年11月限月0-1500-20
TOPIX先物>
2025年12月限月-71,2369,54224,5636,385-781
2026年03月限月-2,22254700-350


国内勢は売り買い交錯もSBIの売り残が多く、買い戻し余力が残っている。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
9月29日日経2254,760412-4336931
TOPIX2182,827-2,116074
10月3日4,9783,239-2,54961,005
建玉残高
TOTAL2,634-176-6,500-98-13,356
日経2257,7561,8391,588-98-2,003
TOPIX-5,122-2,015-8,0880-11,353
日経225先物>
2025年12月限月6,8501,3931,588-108-1,995
2026年03月限月1,3564460327
10/3
日経225mini>
2025年10月限月50000-107-5
2025年11月限月-5,00000-117-149
TOPIX先物>
2025年12月限月-5,722-2,015-8,0880-11,353
2026年03月限月6000000


一時48,000円乗せ。
高市総裁誕生による期待感で上方向と見ていたが(週末の上昇で、ある程度は織り込んだと見ていたが)初動のインパクトを過小評価していた。
本日の急騰は、売り方の損失覚悟のショートカバーであるが裏にはオプション買いが潜んでいる可能性が高い。
そうであれば、短期的にも今週末SQまでは下押しは限定的と見られる。                          


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※追記10/10(金)19:18
上記・本文
>裏にはオプション買いが潜んでいる可能性が高い
>今週末SQまでは下押しは限定的と見られる
SQ値 48,779円と前日比で約200円高、前週末比は約3,000円高、終値はSQ値から約700円安と、筆者予想どおりSQまでは高く、SQをきっかけに下落する展開となった。
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