2025-10-15

10月第2週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (10/15)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        




昨日公表のあった先週末・10/10時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した10月第2週(10/6~10)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

買い方の利益確定売りに対して、売り方の買い戻しが目立っており市場は正常に機能している。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
10月6日日経2257,041-1,131417-1,48772-7,461
TOPIX1,526-5,184-2,699-3,2771,9088,188
10月10日8,567-6,315-2,283-4,7641,980728
建玉残高
TOTAL-2,31143,73635,64119,395-24,938-16,016
日経225-3,8999,552-2,1563,9006,849-11,184
TOPIX1,58834,18437,79615,495-31,787-4,832
日経225先物>
2025年12月限月-1,7985,918-2,9087,0386,970-11,464
2026年03月限月-5,0313,813-660-50920109
10/10
日経225mini>
2025年10月限月3,423-3,5200-5893,0000
2025年11月限月25,8801,72714,125-30,289-13,4091,715
TOPIX先物>
2025年12月限月4,50326,82937,61515,620-31,968-4,832
2026年03月限月-2,9157,355181-1251810


売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
10月6日日経2255,207754-2,65445-1,600
TOPIX13,838-418-344622-234
10月10日19,045336-2,998667-1,834
建玉残高
TOTAL-62,99620,94024,26810,6706,694
日経225-3,37611,269493,6638,059
TOPIX-59,6209,67124,2197,007-1,365
日経225先物>
2025年12月限月-1,55811,995-2,9083,7108,049
2026年03月限月-3,003-5463,524-104-187
10/10
日経225mini>
2025年10月限月1,0004860-3-1,000
2025年11月限月10,846-2,285-5,6735742,972
TOPIX先物>
2025年12月限月-57,3938,92424,2197,0071,485
2026年03月限月-2,22774700-2,850



週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
10月6日日経225693-6338-238-830
TOPIX-2,365-7152980-144
10月10日-1,673-1,348306-238-974
建玉残高
TOTAL962-1,524-6,194-337-14,330
日経2258,4491,2061,596-337-2,833
TOPIX-7,487-2,730-7,7900-11,497
日経225先物>
2025年12月限月8,5099391,360-45-2,379
2026年03月限月1,35644603739
10/10
日経225mini>
2025年10月限月-5,0000067-86
2025年11月限月-9,165-1,7902,362-3,355-4,845
TOPIX先物>
2025年12月限月-8,087-2,730-7,7900-11,497
2026年03月限月6000000

一昨日・10/15にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、今週の日経平均を次のとおり予想した。

>明日・10/14の日経平均は、10/6に空けた窓の上端・46,600円処から下には下がりにくい

>その意味では、46,600円処を下限とする需給調整(日柄調整)が現時点では可能性が高いと見ている。

昨日・10/14の日経平均は、寄り付き・47,446円と下振れて始まったものの、ザラバ安値・46,544円、終値・46,847円と筆者予想どおりの展開となった。

引き続き、46,600円処を下限とする需給調整(日柄調整)の可能性が高いと見ているが、本日の売り方によるショートカバーを見ていると、短期的な上値は48,300円~48,500円の可能性が生じている。

なお、日々公表の裁定残高(株数ペース)では極端な売り枯れ・買い長が発生していることから、米主要3指数の不調や日本の政局如何によって46,600円を割る動きになった場合には、44,400円~44,600円、さらには41,000円~42,000円への暴落の可能性を残していることに留意したい。

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