2025-10-21

10月第3週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (6/10)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



昨日公表のあった先週末・10/17時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した10月第3週(10/14~17)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

先週の日経平均・週足は上下に長いヒゲを持つコマ足となった。買い方の利益確定売りに対して、売り方の買い戻しはそれほど大きくなかったために今週の暴騰が起きたと見られる。

取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
10月14日日経22549-500-2,353-2,3675302,614
TOPIX-1,0149,541-3,423-474705
10月17日-9659,041-5,776-2,4145343,319
建玉残高
TOTAL-3,27652,77729,86516,981-24,404-12,697
日経225-3,8509,052-4,5081,5337,379-8,570
TOPIX57443,72534,37315,448-31,783-4,127
日経225先物>
2025年12月限月-1,2235,073-4,9456,2616,998-9,097
2026年03月限月-5,2433,806-1,158-54770109
10/17
日経225mini>
2025年10月限月766-3,9980-6488,5080
2025年11月限月25,3945,72415,947-46,092-12,3954,183
TOPIX先物>
2025年12月限月3,79336,37034,19215,573-31,964-4,127
2026年03月限月-3,2197,355181-1251810



売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
10月14日日経225-3,462220216-1,101-83
TOPIX5,023-1,5152,702-3,531261
10月17日1,561-1,2952,918-4,632178
建玉残高
TOTAL-61,43619,64527,1866,0386,872
日経225-6,83911,4892652,5627,976
TOPIX-54,5978,15626,9213,476-1,104
日経225先物>
2025年12月限月-5,01012,146-2,4032,1788,155
2026年03月限月-3,011-4843,524400-187
10/17
日経225mini>
2025年10月限月2,000-2,9480-77-2,000
2025年11月限月9,8231,221-8,561-832,078
TOPIX先物>
2025年12月限月-52,3707,40726,9213,4761,746
2026年03月限月-2,22774900-2,850



週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
10月14日日経2254,713286156350-441
TOPIX-876-49680-15848
10月17日3,837-210236335407
建玉残高
TOTAL4,799-1,734-5,958-2-13,923
日経22513,1621,4921,75213-3,274
TOPIX-8,363-3,226-7,710-15-10,649
日経225先物>
2025年12月限月12,5501,4071,514177-3,213
2026年03月限月1,45644606650
10/17
日経225mini>
2025年10月限月-5,0000041266
2025年11月限月-3,445-3,6092,378-2,342-1,374
TOPIX先物>
2025年12月限月-9,963-3,226-7,7100-10,649
2026年03月限月1,60000-150


今週の日経平均予想については、日曜にアップした「今週及び今後の日経平均予想」にて、" 高値もみ合い " と予想したが、冒頭に記したとおり売り方のショートカバーによって日経平均5万円超が近づいている。

ただ、日経平均49,000円台に乗せてくる展開になった場合、次のとおり予想した。

>仮に日経平均49,000円台に乗せてくるならば、5万円手前まで急伸する可能性があるが、その後は急速に萎む展開を想定している

まさに、本日の日経平均は49,945円ので上昇した後に急速に萎んでおり、筆者予想どおりの展開となった。
なお、裁定残高(株数べース)では極端な売り枯れ・買い長が発生しているが、現物ベースでの投資主体別売買動向では海外投資家の大幅買い越しに対して、国内勢(年金を含む)の大幅売り越しが続いている。
この循環が逆転するまで株高が続く可能性があり、(メガバンクの週足が低い位置から反転の兆しを見せていることからも、目先、弱含んだとしても、日経平均50,000円超のオーバーシュートの可能性は残っていると見ている。
スポンサーリンク