2025-11-05

10月第5週の週間先物手口の集計結果及び今後の予想 (11/5)



※ かねて記していた事由により、2022年より8月より完全随時更新(不定期更新)とさせていただいています。更新予定は概ね1~3か月に数回程度になると思います。


また、随時更新のため、筆者相場予想の変更をタイムリーにお伝えできないことがあります。ご了承願います。


                                        



昨日公表のあった先週末・10/31時点の「取引参加者別建玉残高」を元に筆者が集計した10月第5週(10/27~31)の週間先物手口は下表のとおりとなっている。

買い方の買い越しが目立っているもののJPモルガンの突出買いのほかはポジション調整程度となっている。
一方、売り方についても売り乗せが目立っているものの、腰が入った売りとはなっておらず様子見程度。
取引参加者別週間先物手口及び建玉残高
買い方上位
売り方上位
週間手口ABNクリアリン証券JPモルガン証券モルガンMUFG証券バークレイズ証券BNPパリバ証券
みずほ証券
10月27日日経225-1,940665-820-6258692,138
TOPIX9886,1431,427-949-3,7741,283
10月31日-9526,808607-1,574-2,9063,421
建玉残高
TOTAL-2,35658,00031,41316,602-27,682-15,901
日経225-3,74710,371-6,575-6710,724-8,310
TOPIX1,39147,62937,98716,668-38,406-7,591
日経225先物>
2025年12月限月-3,9875,683-7,3406,57910,455-8,949
2026年03月限月-5,2844,280-1,408-102770109
10/31
日経225mini>
2025年10月限月738-5,9830-35414,5133,000
2025年11月限月54,50010,06321,735-65,081-19,5272,301
TOPIX先物>
2025年12月限月4,41040,27437,80616,793-38,587-7,591
2026年03月限月-3,0197,355181-1251810


ゴールドマンも-1,619枚の売り越しとポジション調整程度の売り。

売り筆頭
買い方上位
週間手口ゴールドマン証券ソシエテG証券メリルリンチ日本証券ドイツ証券
UBS証券
10月27日日経225484302-1,683325-807
TOPIX-2,1031,0811,600630-2,985
10月31日-1,6191,383-83955-3,792
建玉残高
TOTAL-51,03022,89724,7888,879-2,177
日経225-5,53211,189-1,9452,7424,856
TOPIX-45,49811,70826,7336,137-7,033
日経225先物>
2025年12月限月-3,06111,324-3,7702,0875,058
2026年03月限月-3,017-7893,527650-37
10/31
日経225mini>
2025年10月限月-2,000-5,7590248-6,000
2025年11月限月7,45612,294-17,017-2034,349
TOPIX先物>
2025年12月限月-43,77110,94226,7336,137-3,083
2026年03月限月-1,72776600-3,950


国内勢についても全体の動向と同様の方向性。

週間手口野村証券大和証券SMBC日興証券楽天証券
SBI証券
10月27日日経2253561,387280-297913
TOPIX862-321-2,686-14956
10月31日1,2181,066-2,406-3111,869
建玉残高
TOTAL5,7681,246-9,021-393-11,995
日経22514,4483,4832,223-352-2,229
TOPIX-8,680-2,237-11,244-41-9,766
日経225先物>
2025年12月限月12,9143,5622,234169-1,703
2026年03月限月1,956446-250-329
10/31
日経225mini>
2025年10月限月-5,000003542,341
2025年11月限月781-5,2552,391-5,239-7,693
TOPIX先物>
2025年12月限月-10,480-2,237-11,2440-9,766
2026年03月限月1,80000-410


本日・11/5の日経平均は、筆者の週間予想レンジが控えめとなるほどの暴落となった。

ザラバ安値の日経平均・5万円割れは、筆者の中期的な安値予想水準であり、相場はスピード調整の様相を表している。

したがって、ここからは買い場さがしとなるが一気に崩れたことによる需給調整が重石となって、上値追いは遠のいたとみている。

折りしも、11月は4日新甫となっていることから荒れる展開も予想され、月足ベースでは10月に空けた窓埋め・45,900円が意識されてもおかしくないが、ここまで来れば49,000円~50,000円を中心レンジとした時間の調整に移ると予想している。
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