2019-10-02

押し目での打診買い領域か?※2追記あり(10/2)

本日の日経平均は、昨夜の米ISM製造業景況指数の悪化を嫌気したダウ-343ドル安の流れを継続し、-106円安・21,778円安と昨日の上昇分を取り消す動きとなった。

ダウの下げ幅に比べて日経平均の下げはが小さいのは、時価外の日経先物が値上がりしていた(先物ベースでは高値から400円程度下落している)ことと、ドル円が比較的堅調なためと推測しており、米国株安に対する耐性がついたわけではないと見ている。

なお、本日、時間外に入り、米国株安を織り込む欧州株安によって、日経先物が19:31には21,520円と終値ベースで250円安と売り込まれている。

昨日の記事にて「下振れした場合はレンジ下限の21,500円付近までの下落も想定され、難しい局面である」と記した方向に向かっている。(詳細後述)


先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)


 データの集計方法 → こちら
本日のABNアムロのオプション手口は、コール・プットともに売り買い交錯している。

手口全体ではやや上方向優位であるが、個々に見ていくと様相は日となっている。

コールでは足下から下方向の価格に売りが出ており、プットでは21,500円から上方向の価格に買いが入っており、下値リスクを警戒した手口となっている。

個別に見ていくと、21,750円の大口ロングコールの約3分の1を本日解消し、21,500円の大口ショートプットの約4分の1を解消している。

ただ、どちらも建玉としては四桁または四桁に近い建玉となっていることや、コールオプション・プットオプションともに買い(ロング)の建玉をが多く建てていることから、一方通行の動きというより、ボラタイルな値動きをABNの大口投資家は想定していると思われる。、

先物については以下の表のとおりである。 

売り越しを継続していたゴールドマンは、昨日に続き本日も6,820枚と大口で買い戻す一方で、9/25には2万枚近くを買い越していたメリルリンチ日本証券が本日-4,021枚を売り越し、建玉を半数以下まで圧縮している。

GSについては、依然として-43,288枚の売り越し建玉を有していることから、日経平均の下落局面での買い戻し要因となり得ると思われるが、逆に売り乗せてきた場合は警戒が必要と見ている。


今後の日経平均予想


昨日記したとおり、日経平均は240分足チャートに見るとおり「Y波動」の調整局面にいる。

Y波動は、高値切り上げ・安値切り下げの拡大型の波動のため、高値更新で強気と思えば下落し、安値更新により弱気移行と思えば反発に向かうたいへんやっかいな波動である。

19:00時点の日経平均CFDチャートでは、拡大波動の下限にほぼ達している。(先物値では21,520円)

ここで下げ止まるか、割り込んでも早期復帰ができれば、次は上方向に向かう公算が大きいが、レンジブレイクによる新波動への移行となると、21,200円処まで下落する可能性がある。

240分足MACDでは概ね底値圏に達していることや筆者の相場観からは前者のケースの下げ止まりからの自立反発移行の可能性が優位と予想している。

ただし、ダウは日経平均が割り込んでいない75日線を昨日割り込んでおり、本日のADPや週末の雇用統計などのイベントが控えているため、結果の確認前にポジションをつくる際には、リスクが取れる範囲の打診買いに徹するなどの慎重な姿勢が重要と見ている。

※22:00追記
注目のADPは予想 +14.0万人に対し、+13.5万人とやや弱く、警戒ムードが続く可能性あり。そうなると、ダウは直近窓埋め26,300ドルや26,198ドルを試しにくるかも。22:00のダウ先物は26,400ドル、あと200ドルの下落余地? その場合は、日経平均は75日線21,250円が下値目処となるか。また、金曜後場に雇用統計への警戒ムードが高まる可能性にも留意か?

※22:15追記
ダウ先物の足下の価格26,400ドルは26週線に位置しており、ここで底固く推移すれば、雇用統計を経ていったん自律反発に移行し、その後、上記の下値目処を試す可能性がある。上記シナリオとこのシナリオの二つを想定している。

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