相場所感
本日の日経平均は、昨日の筆者予想どおり「スッと上がってジリ高」の展開となった。ただ、思っていたほど値幅が伸びなかったことから、東京休場明けは逆に高く始まる可能性があると感じる。日経平均の終値は56円高・22,548円。
なお、欧州時間に入り日経先物が100円高・22,640円まで上昇したが、18:30現在は半値押し水準の22,590円となっている。
今夜の米国時間で22,610円を超えて返ってくるかが超短期的な焦点と思われる。
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
データの集計方法 → こちら(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)
ABNアムロのオプション手口を検証する。
まず、本日のオプション残高報告は週末時点の22,250円~22,750円の建玉残が対象となったが、ABNのコール22,500円の残高が-2,107枚売り越しに修正された。(週末時点の日々集計値は3,442枚買い越しであり、落差が激しい)
ABNのコール22,500円の手口を辿ってみると、先週10/15(火)に同コールを立会外で2,250枚買い入れており、この買い越しによって、残高が大きく押し上げられた経緯がある。
SQ前から売り建てていたのか、SQ後の先週に入ってから何らかの方法により処分したのか真相はわからないが、JPXの残高公表を参照している投資家が攪乱されたことは事実である。
おそらく、JPXの公表制度の裏を突いてきたものと推察され、そうであるなら、今後、コール売りに転じてくる可能性がある。
なお、本日の手口については、大口売り越しのコール22,500円を534枚と比較的大きく買い越しているが、建日が不明であるだけに純粋にショート縮小であるかはわからない。
プットサイドの残高については、ほぼ日々集計値どおりであり、本日もショートに傾いている。
これらの建玉を見る限りでは、とりあえず東京休場明けの明後日は高く始まりそうである。
先物については以下の表のとおりである。
週末に前々日の大口売りをすべて買い戻したソシエテは再度4桁の売り越し。
ゴールドマンサックスは2,238枚と引き続き空売りの買い戻しを進めており、残高は-16,897枚と売り越し幅を縮小。このまま買い越しに転じるのか、再度売り越しを積んでくるかが焦点となる。
野村證券は696枚買い越しと小動きであるが、本日の残高報告により若干程度売り越幅が広がった。いずれにしても今年最大の売り越幅である。
(続く)
※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定