相場所感
本日の日経平均は、週末に生じた「ダウと日経平均の関係に微妙な変化」が日中取引にも及ぶのかどうかに着目した。
日経平均の大引けは67円高・22,867円。同時刻のダウ先物は約50ドル高であった。即ち、終値比ではダウ152ドル高に対し、日経平均はダウ先物の+50ドル高を差し引いた17円高と、ダウ平均と比較した場合、実質的には買われていないことになる。
また、週末の時間外安値比較でも東京時間の大引け時点ではダウ平均が+250ドル高であったのに対し、日経平均先物の上昇は130円(22,720円→22,850円)にとどまっている。
これが単なる買い疲れなのか、下落への助走なのかの確認は、(後者である可能性を感じるものの)もう少し時間の経過を待たなければならない。
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
データの集計方法 → こちら
(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)
(なお、オプション残高については22,500円~23,000円の5本値の公表があり、ABNアムロの23,000円コールが日々集計の1,991枚買い越しから296枚買い越しに修正された。(SQ前に仕込んだ玉の影響か、他の要因かは不明)
本日のコールオプションの手口については、足元の価格である22.875円で532枚と比較的大きく買い越しているものの、23,000円から上の3本については大きく売り越している。
また、足元の価格から遠いコールは逆に買い越しが目立っており、もみ合い想定のように感じる。
プットオプションでは、足元の価格から下4本を比較的大きく売り越し、その下については買い越すコールオプションとは逆の手口を展開しており、やはりもみ合いまたは相場追従型を想定しているように思える。
先週のどこかで記したが、今回のABNのオプション建て玉はJPXの公表制度が当月限のみであることを利用した見せ玉になっている可能性があり、建玉(特に大きな建て玉)については参考程度にとどめたほうが良いように感じる。
先物については以下の表のとおりである。
連日、大口の利益確定売りを出していたソシエテ・ジェネラルは、本日は差し引き58枚買い越しと、いったん売りを引っ込めている。
また、連日、大口買い戻しを出していたゴールドマンサックスについては、本日も2,641枚と大口の買い手口となっている。
なお、GSの買い戻しは12月限であり、11月限の先物については売り越しを保持したままであることに留意したい。
野村證券は小幅な買い越しにとどまっており、野村證券を通じて発注している顧客は依然として売り姿勢を崩していない。
※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定