2019-10-07

先物大幅安も自律反発基調は継続(10/7)

本日は、東京市場寄り付き前に10日からの米中通商協議において、中国が「幅広い範囲での通商合意に消極的か?」との外電が流れたことから、ダウ先物が-120ドル安と急落。

日経先物も週末の時間外の引け値21,530円からギャップダウンで寄り付き、その後も軟調推移が続き、21,320円と約200円売られた。

安値示現後は21,350円まで戻した後に膠着となり、日経平均の大引けは-34円安・21,375円。

ただ、TOPIXの終値は前日比-0.15ポイントと、日経平均の下落率と比べて小さく、NT倍率は13.59と約4ヶ月ぶりに13.6を割ってきており、TOPIX買いが市場の体温をあたためることができるか注目している。


先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)


 データの集計方法 → こちら
(本日は週に1回の残高公表日のため、公表のあった残高については先週末分に修正を加えています)

ABNアムロのオプション手口を検証する。

コールオプションにおいては、本日の市場動向から考えてSQ値は22,125円を超えないと想定した超大口ショートコール1,811枚が22.125円に入っている。

一方で、コール21,750円は380枚を買い建て、建玉の超大口を維持している。

ただ、本日の残高公表により、21,250円のコールオプションが大口ショートに修正されており、読みは難しい。

一方、プットオプションにおいては、20,500円のロングプットを大口で積んできており、建玉も2,516枚ロングとかなり大きい。

ただ、SQ値がこの価格まで下がるとは現時点で思わないため、ロングコール21,750円のヘッジとして建てたと推測する。

むしろ、21,000円の大口ロングプットをどちらの方向に動かしてくるかに注目している。

先物については以下の表のとおりである。 

ゴールドマンはが引き続き1,357枚の買い戻しを行っているが、10月限の売り越幅は先週とほぼ変わらず、全体的にも売り越しを継続中である。

Cスイスは、2,146枚と比較的大きく売り越しており、建玉も9/30の3万枚超から半減の14,983枚となっている。

今後の日経平均予想


冒頭に記したとおり、外資系通信社の観測記事により上昇に期待がかかった日経平均は腰折れとなった週明けとなった。

当該通信社を使っての株価変動はいつものことであり、SQに絡んだ動きであると推測される。

問題はどちらの方向に動かそうとしているのかであるが、(あくまで筆者の直感であるが)買いたい弱気の演出であったような気がする。

日経平均(CFD)240分足チャートでは、レンジ下限が上値抵抗線となり綺麗に打ち返されているが、レジスタンスラインへの1回目の挑戦は跳ね返されることが多く、直近安値から現時点までの240分足は「高値切り上げ・安値切り下げ」型を形勢している。

また、MACDはゼロラインを超えての初押しであり、上昇の可能性を含んでおり、チャート上からは上方向の可能性を感じる。

加えて、ダウ平均60分足チャートでは、MACDが-200から折り返しており、週末時点では100に満たない位置である。

19:30現在のダウ先物は-100ドル安で推移しているが、初動での押した場面では押し上げ買いにより売り方の買い戻しを誘いやすく、ダウには依然として上昇余地があると見ている。

明日の日経平均の焦点として、ダウが高ければ問題ないが、仮に微妙だった場合には25日線での判断が相当と思われる。

足下の25日線は21,550円付近にあるが、日経先物の25日線は21,480円付近にあることから、まずは21,480円を回復することができれば、現物の25日線の21,550円付近の回復から21,600円超えが可能と思われる。

これらのことから、先物大幅安となったが、自律反発基調は継続中と筆者は見ている。
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