相場所感
本日の日経平均は、前場は5日線の攻防となったが、後場中頃から続落していた上海株や香港株が下げすぎからテクニカルリバウンドに移ったことから急速に値を上げ、+188円高・23,520円の大幅上昇で引けた。上海株の日足は長い下ヒゲとなったが出来高は膨らんでおらず、依然として下値模索の可能性を残していることから、上値については慎重に見ている。
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
データの集計方法 → こちら
ABNアムロのオプション手口を検証する。
コールオプションについては、昨日に引き続き足元の価格から上方に離れた価格帯にまとまった買い(ロング)を入れている。
昨日のように24,000円一点に集中したものではなく、24,125円~24,500円に満遍なく買い手口を入れている。
一方、プットオプションについては、足元の価格帯は売り(ショート)と買い(ロング)を交えており、昨日のようにショートに傾いていない点にやや変化を感じる。
足元から遠い価格帯については昨日同様にもとまった買い(ロング)を入れている。
建玉では上方向のポジションが多いものの、手口では昨日と比べてやや下方向の比重が高くなっており、遠い価格帯での売買が中心となっていることと合わせ、上値追いについてはやや慎重になってきているように見える。
本日の先物手口及び建玉残については以下の表のとおりである。
先週末に引き続き2,040枚の大口買い建てにより買い建玉を積み上げたソシエテが、本日も4,722枚を買い越し、直近の買い越しピークを上回る9万枚買い越しとしてきた。
ソシエテは引き続き買い越しとなっているが、買い越し幅は抑え気味となっている。
ゴールドマンサックス、Cスイス、メリルリンチともに買い越しているが、いずれも1,000枚程度と本日の上昇幅に対しては勢いは感じられない。(後場からの上昇が要因と見られるが・・・)
なお、ゴールドマンサックスは買い越してはいるが空売りの買い戻しであり、リスク回避の買いである。
野村證券は差し引き15枚の買い越しと、売り買いが交錯しており、後場の上昇では相応のロスカットが入ったと見ている。
※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定