相場所感
本日の日経平均は、米国における香港人権法案の上院可決やトランプ大統領の発言により米中協議の不透明感が増したことから昨夜のダウ平均が売られた流れを受け、-144円安・23,148円の三桁下落となった。
なお、日経平均は一時23,086円安値をつけ、筆者が第一の節目と記していた23,090円での下げ渋りとなった。
このところ小幅ながら上昇が続く相場が続いていたため、ずいぶん下げた印象があるが、本日-133円安、昨日と合わせても下落幅は-270円程度であり、下有利となりつつあるが依然として下落トレンド発生には至っていない。
筆者予想のとおり、週後半にかけて調整ムードが高まる展開となるか、注意深く観察している。(週内はもみ合い継続となるかもしれない)
先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)
ABNアムロのオプション手口を検証する。
コールオプションについては、本日の下落局面においても昨日同様に24,000円付近のコールオプション(本日は23,750円~24,000円コール)を大幅に買い越している。
一方、プットオプションについては足元の価格帯23, 000円から上のプットオプションを買い越しているが、買い越し幅は上述のコール買いに比して薄い。
また、22,875円から下に建てたロングプットの一部を本日の下落で利益確定している。
本日の先物手口及び建玉残については以下の表のとおりである。
昨日の下落局面では買い方のソシエテが昨日に続き買い越している。ただ、昨日同様に枚数は少なく、リバウンド狙い程度の買い越し幅と見ている。
また、昨日の下落局面では3,322枚の大口買い戻しを繰り出したゴールドマンサックスは、本日-2,005枚を売り越しており、下落の流れに乗る姿勢を出している。
全体としては日経平均の下落に合わせて売り手口が目立っており、売り基調に転換しつつあると見ているが、もみ合いの範疇を抜け出していないだけにボラタイルな値動きとなる可能性があり、新規の売りは担がれる可能性がある難しい局面と見ている。、
※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定