2019-11-07

相場所感及び先物・オプション手口(11/7)

相場所感


本日の日経平均は+26円高・23,330円。昨夜のダウ平均が前日比ほぼ同値であったことを考えれば順当な値動きに思えたが、日中の値幅がほとんどなく、明日のSQを控えて参加者がどのような仕込みをしているのか気になった。

ただ、大引け間際にスルスルと70円ほど買い上げられたこと点が不自然であった。

これはブルームバーグが「米中が段階的な関税撤回に合意、協議進展に合わせ-中国商務省」と伝えたことから、早耳筋か、仕掛け買いかは判然としないが、米中貿易交渉ネタでの買いであった可能性が高い。

なお、19:00現在、日経先物は23,560円と、大引け時に対し240円高で推移している。

材料が入るタイミングや本日の日中足の値幅の少なさなど、明日のSQを控えた仕掛けである可能性が高いが、SQで終結する仕掛けなのか、その後を見据えたものであるかの見極めが、今後の損益に直結する。

先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)


データの集計方法 → こちら
本日の日中にて11月限の取引が終了した。11月限参加者は15:15時点の残高で明日のSQに臨むことになる。

ABNアムロのオプション手口を検証する。

コールオプションについては、利益が乗った23,375円のロングを-1,543枚売り越し利益確定を図ると同時に、23,500円に建てたショートコールを738枚買い戻している。

ただ、ショートコール23,125円については-2,105枚の売り越しであり、ABNの大口投資家は、引け後に明らかとなった米中協議ネタについては掴んでいなかったとみられる。

一方、プットオプションについては、引き続き、売り(ショート)をメインに積んでおり、SQ値は上方向で、23,125円を超えると推測していたと思われる。

コールオプションの本日の手口並びに建玉から推測すれば、23,200円~23,300円での着地を想定していたと思われる。

本日の先物手口及び建玉残については以下の表のとおりである。 

直近では利益確定売りを出していたソシエテの7,847枚の超大口買いが異色を放っている。

なお、11月限については-823枚と売り越しており、買いのターゲットは12月限TOPIXであり、もしかしたら、少し長いスパンでの買いかもしれない。この辺は、引き続き日々の観測が重要である。

また、メリルリンチも3,196枚を買い越し、建玉を33,249枚に拡大、ゴールドマンは1,792枚を買い越しているが、建玉は-12,774枚の売り越しとなっている。

野村證券は日経平均が膠着の中で-8,643枚を売り越し、建玉は直近で最大の-17万枚売り越しに近づいている。 ただ、SQ決済の11月限については-432枚と小幅であり、12月勝負に入っている。

※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定
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