2019-11-08

相場所感及び先物・オプション手口(11/8)

相場所感


本日の日経平均は、筆者予想のとおり、米中協議ネタによる買い仕掛けによりSQ値が前日終値から+300円釣り上げられたものの、買い上げる筋はなく、上昇分+300円が売られる展開となった。

ただ、前日終値水準では継続的に押し目買いが見られ、本日の大引けは+61円高・23,391円で週の取引を終えた。

東証一部の売買代金は約3.1億円の大商いとなり、SQ取引分を除いた筆者推計値でも2.9億円の取引が成立しており、買われた印象を持っている。


先物・オプション手口(JPXデータを集計、日中・夜間・立ち会い外を含む)


データの集計方法 → こちら

ABNアムロのオプション手口を検証する。

なお、本日からオプションは12月限手口の公表初日のため、本日分の手口のみの紹介となる。

コールオプションについては、23,750円から上は売り(ショート)、23,625円から下は買い(ロング)の単純な図式となっている。

なお、手口としては買いよりも売りが厚く、目先はやや下向きを意識していると思われる。

一方、プットオプションについては、売り(ショート)と買い(ロング)を交互に挟んでおり、コールに見られるような方向性は明らかではない。

今後の動向により、いずれかの方向に積んでいく前準備と思われる。

本日の先物手口及び建玉残については以下の表のとおりである。
昨日、7,847枚の超大口買いを繰り出したソシエテが引き続き2,040枚と大口で買い建て、建玉は直近ピークの7.7万枚買い越しに近づいている。

また、買い戻しに動いているゴールドマンは、4,259枚の超大口買いを入れ、建玉を-8,374枚売り越しと一気に売り越し幅を縮めてきており、ドテン買い越しに動くかどうかが注目される。

なお、11月限については-823枚と売り越しており、買いのターゲットは12月限TOPIXであり、もしかしたら、少し長いスパンでの買いかもしれない。この辺は、引き続き日々の観測が重要である。

また、メリルリンチも3,881枚を買い越し、建玉を39,504枚に拡大している。
一方、ダブルインパース等のETF組成が主因と思われる野村證券の売りは本日も継続し、建玉が-17万枚売り越しに乗せた。

本日の注目点は、昨日の7,847枚買いに続き、本日も2,040枚を買い越してきたソシエテの手口である。

(筆者が記している手口の枚数は売り買いの差し引き数であり、実際のソシエテの手口は売り93,425枚、買い95,465枚と、かなり大きい)

メリルリンチの手口は差し引き3,881枚とソシエテよりも多いが、総数では売り15,043枚、買い18,924枚であり、ソシエテの手口の厚さは飛び抜けている。

話が横道に逸れたが、日経平均が高値更新する中でソシエテが、この2日間で直近のピーク近くまで買いを積んできたことに加え、GSやメリルリンチも本日の高値水準で買いを積んできたことは重要な判断要素になるかもしれない。

※「今後の日経平均予想」については作成次第アップ予定
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