2020-03-11

日経平均に変化の兆しもダウ平均に警戒※追記あり(3/11)

昨晩のダウ平均は1,167ドルの大幅高となったが、日経平均については昨日、先物手口考察に記した推測どおり大きく売られる展開ととなった。

日経平均終値は451円安の19416円。

本日の先物手口考察


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注目のゴールドマンは引き続き売り越し幅を拡大させている。

ただ、ソシエテ・バークレイズの買い方軍団は6,212枚・4,225枚と押し目買いに動いており、潮目の変化を注視しているようである。

また、売り方となっている野村證券を通じた売買は8,336枚の大幅買い越しとなっており、着々と利益確定を進めている。


なお、限月別の内訳では、ゴールドマンは3月限TOPIX先物を11,523枚と大口のローリングを行っており、しかも6月限ではローリング枚数を超える売り越しとなっていることから、SQ以降も売り越しを継続する構えのように見える。

明日のSQ前の最終取引日でのローリング枚数(3月SQ決済枚数)が注目される。

また、ソシエテの内訳では、先物ミリ売り・ラージ買いを展開しており、3月限の先物ミニは本日も売り越幅を拡大しており、目先は売り越しで利益を得る戦略と見ている。


今後の日経平均予想


本日も日経平均は日本時間のダウ先物に大きく切り崩され、451円の大幅安となった。

しかしながら、メガバンク等の売られすぎ銘柄が下げ渋っており、TOPIXも総体的に踏ん張りを見せ、NT倍率は昨日の14.12から14.02と若干ながら改善を見せており《変化の予兆し》と捉えることができると見ている。

ただ、肝心のダウ平均に下げ止まり感が見えにくいことから、日経平均の反転も期待しにくい状況となっている。

昨夜のダウ平均は、終値が前日の長大陰線の上に出る「陽のかぶせ線」となったものの、直近の中段保ち合いと同じく、自律反発の域を脱しておらず、出来高も直近保ち合い同様に減少している。

そのため、今週から来週のFOMCにかけては、ダウ日足チャートに付記した緑色のレンジ内での動きと予想している。

このレンジ内で保ち合った後、FOMCを経てレンジ上限を突破することができれば上昇転換の合図と見られるが、保ち合いを上抜けることができない場合、高値からのN字下げとなる可能性があることに注意したい。

(今回の一連の暴落はトランプ政権に対するNOの意思表示と見ており、FOMCで下離れる可能性も考えられる)

ダウがN字下げとなった場合の下値目処は22,300ドルが想定され、下振れ局面では2018/12/28安値21,712ドルが意識がされる。

なお、日経平均については上述したTOPIXの下げ渋りや、昨日のドル円日足の大陽線が転換となった可能性があることから、仮にダウ平均が下振れた場合でも日経平均の下落率はダウとの総体的な比較では小さく抑えられると見ている。

いずれにしても、相場は転換の最終局面に徐々に近づいていると見られ、日々の各指標を注視するとともに、今後、米国株が大きく崩れた際には日経平均にセリングクライマックスが示現する可能性がある。

日柄的には、早ければ来週のFOMC後だが、この可能性は低いと思われ、3月下旬、4月上旬が要注意日柄と見ている。

※19:40追記
筆者が注目している日経平均の価格は従来から指摘している18,300円、続いて17.600円、17,100円となる。

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