2020-03-12

足元で下落継続となれば最終局面に近づく?(3/12)

本日の日経平均は昨夜のダウ平均の史上2番目といわれる大幅な下落を受けて続落。

値幅も、日本時間のダウ先物安から大きく下離れ-856円安・18,559円と19,000円割れとなった。

なお、本日は安値18,339円から500円近く反発しており、筆者想定の下値目処18,300円が的中しての反発となった。

本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら


引き続きゴールドマンが3,000枚の売り越しと売り玉を拡大している。


一方、買い方のソシエテ・バークレイズは押し目買いに動いているが、3月限から6月限へのローリングをせず持ち高を減らす動きに出ている。

野村證券は8,336枚買い越しと余裕の利益確定の買い戻しを行っており、-20,793枚を3月SQ決済に回している。

なお、手口の限月別内訳を見ると、ゴールドマンは明日のSQ決済建玉を超える売り玉を本日建てており、明日のSQ通過を起点とした買い転換の可能性は少ないと推測している。



また、ソシエテはラージ換算で約10,000枚の先物ミニ売りをSQ決済に回しており、一定の損失回避を図っており、明日以降、相場が軟調に動いた場合、引き続き先物ミニ売りで損失回避に動くと思われる。


今後の日経平均予想

昨夜のダウ平均は、-1464ドルの大幅安となり、前々日の安値を割り込み、一つ手前の保ち合い時と同等に引いたレンジ下限(緑色のライン)を割り込んだ。

これにより下離れからN字下げの可能性が高まった。

19:00時点のダウ先物も-1,186ドル安となっており、下げたところで膠着となって明日の東京市場SQを迎えるのではないかと見ている。

やはり天王山は来週のFOMCに対する市場の反応だろう。

なお、日経平均については、筆者が先週あたりから指摘していた下値目処18,300円が的中した形となったが、正直、3月下旬に到来する価格と思っていただけに、下落ペースが速すぎるのが気になる。

足元では、日経平均はポリンジャーバンドの-2σと-3σ間のバンドウォークとなっており、先物手口や需給状況、本日のトランプ大統領の演説に対する市場の反応からは目先は売り方優位の展開が続くと見ている。

ただ、ダウ平均が今週続落して終えた場合、昨日の記事にて想定していたN字下げの終点に近づくと見られ、ここをさらに割り込まなければ、いったんの自律反発に移る可能性はあるが、反発は短期で終わる可能性がある点に注意したい。

この先の動きについては見通せない部分が多いが、今回の新コロナウィルスでの暴落がここまで下値を掘った以上、目先反発があったとしても、3月末~5月に16,000円~16,500円を見なければ収まらないと感じている。

詳細は今週末の日米市場の動向を受けて、週末に再考することとしているが、足元で下落波動は最終局面に来ており、下値目処は17,280円、16,320円、16,000円を想定している。

願わくば、中途半端に反発して調整が長引くよりはスッと下げていったん大きな反発を挟んで、次のステップである日柄調整に移るのが理想的と考えている。

なお、(少し先の話であるが) 底入れから反発局面では本日も進展したNT倍率が正常化に近づくと見ており、底入れサインになると思われる

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