日経平均の終値は-429円安・17,002円とやや穏やかではあるが、先週末の時間外で上げていた分を勘案すると1,000円を超える下げ幅となっている。
米国の利下げへの反応については筆者予想どおりの展開となっている。(詳細後述)
先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)
最も注目しているゴールドマンの手口については3,749枚の買い越し(買い戻し)と5日ぶりの買い越しとなった。
ただ、先週も3/9・10と2日連続で買い戻しを入れた後、再度売り越しに転じており、明日以降の手口に注目したい。
また、買い方のソシエテ、バークレイズともに押し目買いを入れており、ゴールドマン同様に明日以降の手口に注目している。
なお、野村證券は引き続き8,493枚の大口買い越し(買い戻し)を入れているものの、売り越し建玉は筆者の集計では依然として10万枚近い売り越しとなっている。
今後の日経平均予想
米国の利下げに対する市場の反応は筆者の想定どおり売りとなったが、FOMCの3/18(水)よりも2日早く利下げを行ったことで、今週末の米国市場のMSQの目標値に変更が生じるかどうかが、日経平均の底打ち日柄に影響してくる。つまり、本来の利下げ予定日であればMSQ (終値算出) となる週末まで2営業日であり、ダウは売りで押し切ることができたが、今回の緊急利下げによって本日を含めて5営業日が残っており、この間、売り続けることは難しいと思われる。
考えられる2つのシナリオは、水曜あたりに底を打たせて木曜は弱もみ合い、金曜は急反騰のパターンとなるか、週半ばにもみ合いを挟んでMSQを安値でフィニッシュされるパターンである。
どちらもあり得るパターンであり、本日以降のダウの値動きや先物手口から推測していくことになるが、現時点では、3/27の配当権利取り最終日に向けて本邦個人投資家の投げを誘う展開が有力と見ている。
下値目処の想定については、昨日アップした "週間及び今後の予想" に記した数値に変わりなく、3/20(金)の東京市場休場を効果的に使ってくるのではないかと見ている。
また、ここまでの特徴として、時間外の先物安値を翌日の日中の現物安値が下回ることなく推移しているが、底打ち局面では時間外の先物安値を現物安値が下回るとともに、セリングクライマックスの要件が当てはまる事象が現出する可能性が高いと見ている。
加えて、ここまで超弩弓の下落を演じていることから、(筆者の直感に過ぎないが) 底打ちは相当なミスプライス(オーバーシュート)をつけてくると見ている。
これらが現れたのであれば、期末前であっても底打ちの可能性を打診してみるのが良いかもしれない。