2020-03-17

下値模索継続の可能性高まるも金曜休場に注意(3/17)

本日の日経平均は、ダウ平均の2,997ドルの大幅下落(うち、2,200ドル安程度は前日に織込済み)を受けて、日経先物が16,160円まで売られたものの、その後、ダウ先物が上昇に転じたことを受けて反転し、先物が1,200円近く上昇した。

ただ、10時過ぎに17,340円高値をつけた後は上値が重い展開となり、日経平均は前日比+9.49円で17,011円で引けた。
 

本日の先物手口分析


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引き続き注目しているゴールドマンは再度-2,414枚の売り越しに転じた。

また、買い方のソシエテは-9,471枚と大口のロスカット売りを出しており、この後、さらなる安値を見込んでいると見られる。夜間で小口買い、日中で売り越しとなっていることから、前場の高値での売りと推測する。



なお、トレイダーズWebのゴールドマンの先物手口は小口買い越しとなっているが、前日夜間の手口数量が含まれていないためであり、実質は、ほどほどの売り越しとなっている。


今後の日経平均予想


昨夜のダウ平均が3,000ドルに近い大幅下落となったことから、本日の日経平均の寄り底は比較的容易に推測することができた。

3,000ドル安から時間の経過が間もない東京市場を売り崩すにはダウ先物をさらに売り崩さなくてはならず、いったん買い戻しを図るのがありがちな展開と思われたからだ。

この上昇は、先物売り方への売り乗せ機会の絶好の提供になったと思われ、日経先物の6月限の出来高も20万枚を超える大商いとなっていることから、ダウの売りを仕掛けた海外勢は、日本時間に米国・欧州市場の代替えとして日経平均を一時大きく買い戻したとも考えられる。

19:15現在、ダウ先物は東京時間の1,000ドル高から48ドル高まで萎んでおり、日経平均CFDも大引け比-500円安程度売られており、上値の重さを感じさせる。

なお、ダウ平均の日足チャートは-2σのバンドウォークが継続となっており、-1σは21,800ドル近辺であることから、ここを明確に上抜かないことには陽転できず、今夜については-2σでのもみ合いが相応と見ている。

また、日経先物の日足チャートもダウ平均同様に-2σのバンドウォークとなっている。

現物225・TOPIXの日足チャートについては、ともに陽線引けとなったが、先物は陰線引けとなっており、足元は引き続き先物主導の動きとなることが予想されるため、日経平均の上値は重いと見ている。

加えて、チャートに付記したとおり、2,000円下落した後に2日程度のもみ合いを挟んでの下放れを2回繰り返しており、リズム的にも中段保ち合いを形成した後に下離れしやすい環境となっており、もみ合いは下離れを警戒か?

今週末については、米国MSQ要因から足元のモメンタムを継続しやすいことから、今夜と明晩でダウが2,000ドルを超えて-1σを上回らない限り、売り方優位の展開が続くと見ている。

また、明日の日経平均が筆者予想どおり上値重く推移した場合は、明後日の東京市場は週末の休場リスクを避ける処分売りが出やすく、その点においても週末にかけてグローバルでの下値模索が継続する可能性があると思われる。

一方、可能性は小さいと見ているが、目先もみ合いまたは下落で推移した場合、米国MSQ(終値算出)で突如急騰する可能性も完全には排除できないと思われ、金曜の東京市場休場には警戒している。

したがって、週内については売り買いともにデイトレ・スイングであっても新規の週越えポジションは慎重に見ていく必要があると思っている。

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