ただ、寄り付き後に買い戻しと思われる買いに拍車がつき+600円上昇したが、後場に入って売り直され-284円安・16,726円と節目の17,000円を割り込んで引けた。
先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら売り方のゴールドマンは本日は5,196枚の大口買い戻しを行っているが、売り越し建玉は-55,022枚と大きく依然として下値模索を歓迎するだろう。
ただ、買い戻しの内訳として、本日は立会外で4,000枚の買い戻しを成立させている。立会外は、市場価格の形成に影響を与えることなく取引ができるため、ゴールドマンは下落歓迎も、そろそろ利益確定の買い戻し戦略に舵を切っているのかもしれない。
昨日-9,471枚のロスカットを行った買い方のソシエテは、本日、約半数の3,909枚を押し目買いしており、明日以降も押し目買いを入れてくるようであれば底値到達も近いと見られる。
なお、野村證券は-32枚と売り買い交錯となっており、ここで利益確定の買い戻しを入れなかったと言うことは、さらなる安値でも売り越してくる可能性があり、反転局面での買い戻し役になる可能性がある。
今後の日経平均予想
本日の日経平均の変化の兆しを2点挙げる。
1点は、前場のダウ先物が-700ドル~-600ドル安と、日経平均の寄り付き水準から反発することなく推移していたが、日経平均は安値から+600円の急伸したことだ。
穿った見方をすれば、増額された日銀ETF買いが入るのを嫌って、前場の引け値は前日比プラス圏で終わられたかったことが考えられる。
だが、2点目として、本日も昨日に続いてTOPIXが強く、金融株や小売り株、一部優良株が買われており、先々週あたりから指摘していたNT倍率の修正が始まったことが本日のトピックスと言える。
NT倍率は3/9ピークの14.18から本日の13.16まで1.02ポイント改善しており、水準的には昨年8月水準まで低下している。
このことからも、ダウ平均の上昇に釣られて日経指数を吊り上げざるを得なかった反動が今押し寄せていると見ており、全銘柄が売られる展開からは変化が出ていると見ることができる。
なお、本日のダウ先物は早い時点でサーキットブレーカーの発動により-1,058ドル安・20,179ドルで取引を停止しており、今夜のダウ平均が20,000ドル大台を守ることができるかが焦点と見ている。
ただ、ダウ平均の日足ボリンジャーバンドでは、昨晩の上昇は-1σで頭を抑えられており、引き続き-2σのバンドウォークが継続しており、このまま明後日のMSQに進んだ場合、18,000ドルが次のターゲットとなりやすい。
日経平均は個別銘柄のチャートを見ると、ここ2~3日で下げ止まりから反発している銘柄が散見されることから、日経平均安・TOPIX堅調の流れが続くと見ている。
本日反発継続している個別銘柄については、日経指数が大幅下落しても下落しないか、下落してもWボトムで反発する可能性がある。
なお、明後日の金曜の東京市場は休場となることから何らかの仕掛けが発生する可能性があり注意したい。
想定されることとして、仮に今夜のダウ平均が-3000ドルの大幅安となって-2σの18,000ドルに近づくことがあれば、明日の日経平均も大幅に安くなるが、金曜のMSQは (行き過ぎ修正から) 一転して20,000ドルまで戻して引け、月曜の日経平均が大幅GUで始まる可能性が考えられる。
一方、20,000ドル近辺で引けた場合は、逆に月曜の日経平均がGDで始まる可能性があり、休場リスクは上下ともに生じる可能性がある。
信用取引や証拠金取引を行われている方は売り買いともに余裕をもった証拠金管理を徹底したい局面である。
今後の日経平均の下値目処については、週間予想で記している15,200円~15,700円の想定から変えていないが、今週末のダウの動向次第では下値目処を変更する可能性がある。
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