ただ、買い進む材料は乏しくに売りものに押され、後場は買い戻されたものの大引けは-173円安の16,552円での大引けとなった。
なお、後場の買い戻しは、不意打ちの日銀ETF買い2,004億円が投入されたことが要因として大きいと見ている。
本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら注目のゴールドマンは-3,280枚の売り越しで週を終えた。建玉は-58,301枚、週初と比べてほぼ同規模の売り越しと変化はない。
買い方のソシエテは2,343枚の買い越しと押し目買いにより買いコストを下げている。なお、ソシエテは前日のナイト買い、日中売りの手口であった。週初と比べて4,000枚ほど建玉を縮小している。
野村證券は7,729枚の大口買い戻しにより利益確定を図っている。週初と比べて約1.5万枚の売建玉を縮小させている。
今後の日経平均予想
本日も前日に続いてTOPIX買いによりNT倍率が12.89まで改善しており、日本株の変化の兆しと捉えている。(詳細後述)
ダウ平均については、昨晩はザラバ半ば過ぎに18,000ドルを割ったものの、その後は押し目買いにより下ヒゲとなった。
ただ、ボリンジャーバンド-2σタッチからの反発であり、-1σを超えておらずバンドウォークの域を出ていない。
ローソク足も陰線であり、バンドの方向性も下向きを維持しており、依然として-2σのバンドウォーク継続が高いと見ている。
本日のダウは、もみ合いと予想しているが、先物の動きから-2σと-1σの中間位置から始まる公算が高いため、バンドが下向きを維持していることから、上値重く推移すると見ている。
したがって、明後日のMSQについては、-2σの18,000ドル付近で決まる可能性が高いと見ている。
出来高が少ない点が物足りないが、来週前半に-2σ接近の下落を下ヒゲで返ることができれば、一気に陽転し、高値追い体勢に入る可能性がある。
また、MACDにも陽転の兆しがあることから注目している。
TOPIXの日足は、3日連続で上昇しており、ポリンジャーバンド-1σを上回った。
仮に週初に押したとしても、直近の強さから-1σを割ったとしても一時的で、再度浮上する可能性を見込みたい。
また、MACDはしっかりとシグナル線を上抜いており、変化の予兆を感じさせる。
加えて、上述のとおりNT倍率の低下が一気に進んでいることもTOPIX上昇の支援となると見ている。
なお、本日後場の戻り要因が日銀ETF買いであったことには少々失望したが、TOPIX前引けは前日比+1.47%とプラス圏であったにもかかわらず日銀砲を発動している点に政府の危機感と不退転の決意を感じることから、いったんは反発に向かうことが考えられる。
また、ETF買いの投入額が本日から2,004億円と倍増している。
来週の日経平均については、米国市場が本日を含め2営業日残っており、週末はMSQであることから予断は許さないが、仮に週初に下押したとしても、来週は米国市場がSQ明けとなることから、週半ば~後半には立ち直りを見せてくるのではないかと見ている。
為替が109円台と、円安ドル高に振れていることも日本株の優位性となり得る。